sec-mv5.png

認知機能検査(75歳以上の方)

認知機能検査とは

「手がかり再生」及び「時間の見当識」という2つの検査項目により、記憶力や判断力を測定する検査です。

認知機能検査は、受検者の記憶力や判断力の状態を確認するための簡易な手法であり、医師の行う認知症の診断や医療検査に代わるものではありません。

認知機能検査の対象者となるのは

更新時  運転免許証満了日で75歳以上になる方が運転免許証の更新をする際に、事前に自動車学校で受検しなければなりません。

臨 時  運転免許証をお持ちの75歳以上の方が、一定の違反行為を行った場合は、公安委員会から通知を受けた日から1か月以内に宮城県運転免許センター等で受検しなければなりません。

認知機能検査の内容(所要時間30分)

○ 手がかり再生(記憶力の検査)
16枚のイラストを記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶したイラストをヒントなしで回答、さらにヒントを手がかりに回答します。

○ 時間の見当識(時間の感覚の検査)
検査時における年月日、曜日、及び時間を回答します。


認知機能検査用紙等(外部サイト 警察庁ホームページをご覧いただけます)

認知機能検査の判定

検査終了後採点が行われ、100点満点中、

  36点以上 「認知症のおそれがない」

  35点以下 「認知症のおそれがある」

のいずれかの判定が行われます。

「認知症のおそれがある」と判定された場合

公安委員会から連絡があり、診断書提出命令により医師の診断を受け、専用の診断書を提出していただくことになります。

認知症」と診断された場合は、聴聞などの手続きを経た上で公安委員会の判断により運転免許の取消し又は効力の停止を受けることとなります。

認知症ではないが認知機能の低下がみられ、今後認知症となるおそれがある」と診断された場合は、定期的に診断書を提出していただくことで運転免許を継続することができます。

実施場所

更新時  高齢者講習を実施している宮城県内の自動車教習所(34校)

臨 時  宮城県運転免許センター等

検査手数料

手数料は、実施場所(自動車学校)ごとに異なりますので、予約をする際に御確認願います。


認知機能検査の受検免除を受けるための診断書等とは

更新時や臨時に認知機能検査を受検する際、事前に診断書等の提出があれば、受検は免除されます。

診断書等に必要な記載内容

1 患者さんの住所、氏名、生年月日

2 認知症に該当するか、しないか

  □ 認知症ではない

  □ 認知症ではないが認知機能低下がみられ今後認知症となるおそれがある

  □ 認知症である

3 検査の内容(認知症に関する次のいずれかの検査が必要となります。)

  □ HDS-R(長谷川式)

  □ MMSE(ミニメンタルステート検査)

  □ DASC-21

  □ MoCA(モカ)

  □ ABC-DS

  □ その他

4 検査の結果

  上記検査の結果 (例 HDS-Rの場合 25点/30点 等)

5 診断年月日、診断を行った医師の氏名、病院名

注意点

○ 診断日は、下記のものに限ります。

   更新時  高齢者講習の受講期間内

   臨 時  違反をした日の3か月前の日以後

○ 診断書等の内容に不備がある場合、検査は免除されません。

○ 提出された診断書等の内容によっては、その後、定期的に診断書の提出が必要になる場合があります。

○ 診断書等を提出希望の方は、事前に下記へお申し出下さい。

更新時の認知機能検査免除をご希望の場合は、高齢者講習を自動車学校へ予約する際に、診断書等提出による認知機能検査免除希望とお申し出下さい。


印刷用「診断書を提出する際の注意点」と申し出から免除決定までの流れについてはこちらです。

問い合わせ先

宮城県運転免許センター 高齢運転者支援係 ☎022-373-3601

PAGETOP