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地域安全活動

「みんなでつくろう安心の街」

地域安全活動とは?

 「地域安全活動」とは、「安全で住みよい地域社会を実現するため、生活に危険を及ぼす犯罪・事故・災害を未然に防止する活動」をいい、自治体や防犯ボランティア等の方々、警察が一体となって推進しています。
 宮城県警察では、(公社)宮城県防犯協会連合会とともに「みんなでつくろう安心の街」をスローガンに掲げ、県民の皆さんが身近に不安を感じている犯罪等を未然に防止するための地域安全活動を推進しています。
 「安全」は、社会における最も基本的な価値であり、豊かで潤いのある生活を営む上での基盤となるものです。
 この活動は、地域にお住まいの皆さんの協力が不可欠です。
 皆さんも、身近なところから地域の安全を守るために、まずはご家庭で防犯について話し合い、地域安全活動にご参加ください。

地域安全活動の具体的内容は?

 地域安全活動は、大きく分けると、

  • 警察による活動
  • 地域の皆さんによる活動
  • 地域の皆さんの活動への支援

の3つに大別されます。

1.警察による活動

各種犯罪被害防止対策

 警察では、地域住民の方の身近で発生し、不安を感じている各種犯罪の被害防止対策を推進しています。
 県内の警察署では、特殊詐欺を始め、発生件数の多い「自転車盗」・「車上ねらい」、子供や女性が被害者となる「声かけ事案」や「強制わいせつ」等の性犯罪、地域の方が身近に不安を感じる「ひったくり」・「強盗」や「空き巣」などの侵入窃盗犯等の被害防止に向け、発生実態に即した重点的なパトロールのほか、地域の皆さんに対する防犯情報の提供や防犯教室の開催などの被害防止対策を行っています。

安全・安心まちづくり活動の推進

 全国的に子供・女性が被害者となる凶悪な犯罪が発生していることから、犯罪危険箇所の点検等を始めとした住民参加型の活動を実施し、 その結果を自治体のまちづくり計画に反映させるなど、地域の方々と自治体等が協働して犯罪等の起きにくいまちづくり活動を進めています。

その他

 県民の皆さんが安心して暮らせるように、交番・駐在所等の警察官によるパトロール活動、一人暮らし高齢者への訪問活動、防犯指導のほか、防犯講話、不審者対応訓練、学校等での防犯教室、交番・駐在所だよりの発行による地域安全情報の提供等の活動を行っています。さらに、防犯協会とともに、これらの活動を集中して行う「全国地域安全運動(例年10月11日から20日までの10日間)」も実施しています。

2.地域の皆さんによる活動

犯罪等防止活動

 防犯協会、防犯指導(実働)隊、地域防犯連絡員等の防犯ボランティアの方々による防犯パトロール・防犯キャンペーン・広報の実施、 防犯懇談会の開催、有害環境浄化活動、祭典時の警戒など自主的な犯罪等防止活動が行われています。

地域防犯連絡所

 防犯協会や警察との緊密な連絡のもとに地域安全活動を進める拠点とするために、各警察署では、県内にお住まいの方々を「地域防犯連絡員」に委嘱し、自主防犯活動の推進、警察・防犯協会からの広報資料等の配布・回覧、防犯会議の開催等自主防犯活動に取り組んでいただいております。

子ども110番の家(店・駅)

 子ども110番の家(店・駅)とは、地域の皆さんの協力により、子供たちが通学中などに何らかの犯罪被害に遭いそうになった場合に駆け込むところです。
 地元の子供たちの安全安心を確保するための活動です。

ながら見守り活動

 犬の散歩をしながら、通勤・通学をしながらなど、普段どおりの生活をしながら、又は仕事をしながら、登下校などをしている子供を見守る活動となります。
 この見守り活動は、団体等に属していなくても、誰もができる防犯活動のひとつです。

3.地域のみなさんの活動への支援

 地域の皆さんによる自主的な活動に対し、自治体による活動助成のほか、 警察による犯罪発生状況等の地域安全情報の提供や、活動に対する助言、共同した活動を行うなど、積極的に支援を行っています。

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