検挙した薬物事犯の特徴(令和7年中)
1.薬物事犯の検挙状況
宮城県警察が、令和7年中に薬物事犯(覚醒剤、大麻、麻薬等)で検挙した人員は、147人です。
内訳は、覚醒剤取締法違反が84人、麻薬及び向精神薬取締法違反が55人、その他が8人となっています。
- 覚醒剤事犯
- 検挙人員のうち、覚醒剤事犯の再犯者は54.8%を占めており、覚醒剤への依存性の高さが現れています。
覚醒剤事犯の検挙人員84人中、暴力団関係者は41人で、48.8%を占めました。覚醒剤の密売などが、暴力団の重要な資金源になっていることがうかがえます。
- 大麻事犯
- 県内における大麻事犯の検挙人員は、年によってばらつきはあるものの増加傾向が続いています。その要因として、「たばこより害が少ない」「依存性がない」などといった、大麻の有害性について誤った認識を持っている者が多いことが挙げられます。
検挙人員48人のうち43人(89.6%)は大麻取締法違反の初犯者であり、また、30歳未満の検挙人員が64.6%となっています。
大麻リキッドなどの特異な形状の大麻製品を所持して検挙される事例が増えています。
※「大麻事犯」とは、麻薬及び向精神薬取締法違反のうち、麻薬である「大麻・THC」に係るものをさす。
- その他
- SNSやインターネットを利用して覚醒剤や大麻などの薬物を購入し、または密売して検挙される事件が増加しています。
薬物が精神や身体に及ぼす悪影響を正しく理解しないまま、興味本位や、好奇心などの安易な気持ちで薬物事犯を犯す人が依然として後を絶ちません。