高齢運転者専用駐車区間制度

高齢運転者等専用駐車区間制度について

１.高齢運転者等専用区間制度とは
官公庁、病院、郵便局などの施設周辺の道路上に「高齢運転者等」のみが専用に駐車できる「高齢運転者等専用駐車区間」を設置したものです。
「高齢運転者等専用駐車区間」に駐車できるのは、高齢運転者等が運転し「専用場所駐車標章」を掲出した普通自動車だけです。
(1) 高齢運転者等とは
普通自動車対応免許を受けている方で、下記に該当する運転者の方です。
・７０歳以上の高齢運転者（高齢者マークの対象者）
・両耳の聴力が、補聴器を用いても１０メートルの距離で９０デシベルの警音器の音が聞こえない程度の 聴覚障害のあることを理由に免許に条件を付されている運転者（※　聴覚障害者マークの対象者）
・肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている運転者（※　身体障害者マークの対象者）
・妊娠中又は出産後８週間以内の運転者
(2) 高齢運転者等専用駐車区間とは
専用標識により指定されている区間です。

２.専用場所駐車標章の申請案内
(1) 申請者の住所を管轄する警察署の交通課で、申請手続を行う必要があります。
・受付は平日の午前９時００分から午後４時００分までの間です。
（※　土曜、日曜、休日及び年末年始を除く日です。）
(2) 申請時に必要なもの（※　申請手数料はかかりません。）
・申請書(警察署に準備しております。）
・自動車運転免許証
・自動車検査証
・妊産婦の方は、母子健康手帳等の妊娠の事実または出産日を証明できるもの
(3) 記載事項に変更が生じた場合について
・届出車両の変更等、高齢運転者等専用標章の記載事項に変更が生じた場合は、速やかに住所を管轄する警察署に届けてください。
３.返納が必要な場合について
次の場合は、標章を速やかに最寄りの警察署に返納してください。
・普通自動車対応免許が取り消され、又は失効したとき
・再交付を受けた後に亡失した標章を発見し、又は回復したとき
※発見した標章（旧標章）は返納してください。
・妊娠中又は出産後８週以内であることを理由に標章の交付を受けた場合において、当該交付事由に該当しなくなったとき
４.注意事項（駐車方法など）
・専用駐車区間に駐車するためには、専用場所駐車標章を自動車のフロントガラス内側等の車外から見やすい位置に掲示してください。
・専用場所駐車標章を受けていない方は、高齢運転者等専用駐車区間に駐車することはできません。
※高齢運転者等専用駐車区間に「専用場所駐車標章」を受けていない人が駐車した場合は、他の場所より２，０００円高い反則金・放置違反金が課せられる駐車違反となります。
・専用場所駐車標章の譲渡や貸与はできません。
◇問い合わせ先
・県下各警察署の交通課
・宮城県警察本部交通部交通規制課

高齢運転者等専用駐車区間設置箇所一覧