令和4年中の全国における銃器発砲事件の発生事件数は、9事件(前年比-1事件、-10.0%)と減少しました。 このうち暴力団等によるとみられる発砲事件数は6事件(前年比-2事件、-25.0%)であり、暴力団の対立抗争に起因するとみられるものが2事件発生しました。
銃器発砲事件による死傷者数は6人(前年比+1人、+20.0%)と増加しています。
宮城県内では、平成21年に1件の銃器発砲事件が発生しましたが、平成22年以降発砲事件の発生はありません。
銃器発砲事件は、長期的には減少傾向にあるものの、六代目山口組が分裂して以降、関係団体の対立抗争事件が多発するなど、 昨今の暴力団情勢を踏まえると予断を許さない状況にあります。繁華街、住宅街等の住民の身近な場所において発生するこれらの事件は、 社会の大きな脅威となっていることから、今後も、県民の皆さんの協力のもとに、拳銃等の摘発及び発砲事件の未然防止を図ってまいります。
区分\年別 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 |
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発砲事件数 | 8 | 13 | 17 | 10 | 9 |
うち暴力団等 | 4 | 10 | 14 | 8 | 6 |