冬山は、天候の急変、吹雪によるホワイトアウトや雪崩の発生など、冬山特有の危険が伴います。また、積雪により登山道の状態も大きく変化していますので、綿密な事前計画と充実した装備がとても重要です。
単独での入山は、判断ミスや道迷い、緊急時の救助要請が遅延するなどの危険性が高まります。単独入山は避け、登山ガイドや経験豊富な指導者と一緒に登山をするとともに携帯電話・予備バッテリーの確実な携行や家族・友人などへの事前連絡、登山アプリを活用するほか、ＧＰＳやビーコンなどの発信器を確実に携行して最悪の事態を想定した万全な準備で臨みましょう。
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平成３１年３月６日、宮城県警察では、公益社団法人日本山岳ガイド協会と「山と自然ネットワークコンパス」の活用に関する協定を締結しています。「コンパス」は、全国の山岳を対象に登山計画を簡単に作成、提出できるシステムで、家族や知人などにも情報が共有されることから遭難の早期把握と救助要請に有効です。是非活用して安全な登山に努めましょう！
令和５年５月３０日、宮城県警察は、地図ＧＰＳアプリ「ＹＡＭＡＰ」を運営する株式会社ヤマップと、アプリ利用者が遭難した場合に位置情報などを救助活動に活用できる「遭難ＺＥＲＯ協定」を締結しています。スマートフォンの「ＹＡＭＡＰ」アプリから登山計画（登山届）を提出することができます。
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