警察署協議会

1 警察署協議会の設置目的

 地域の代表者である協議会委員の方々からいただいた御意見・御要望を、
警察署の業務運営に反映することを目的にしています。
 また、警察業務について直接説明し、御理解と御協力を求める場でもあります。

2 委員

(1)  任期
 平成27年10月1日から平成29年9月30日
(2)  委員
氏  名 任期 町  別
会 長 齋藤 忠男 2期目 山元町
副会長 成田 好子 3期目 山元町
委 員 岩城 和子 3期目 亘理町
委 員 庄司 和男 3期目 山元町
委 員 青田 秀明 2期目 亘理町
委 員 中嶋 一昭 2期目 亘理町
委 員 阿部 久美子 1期目 亘理町

3 開催状況
平成29年

第2回 平成29年6月23日(金) 午後 3時05分から  午後 4時05分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下6人
2 警察署側  署長以下9人
議事概要
開会
 委員6人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 2、3日前に梅雨に入ったと発表されていましたが、そのような感じがせず、空梅雨のような印象を受けています。
 署長以下今年転入された皆様におかれましては、今回の協議会で初めての顔合わせとなりますが、今後ともよろしくお願いします。
(2) 署長
 今回の異動で亘理警察署長として着任いたしました。
 先ほど会長からもお話がありましたが、今年度初の警察署協議会ということで、皆様多忙な中、警察署協議会にご出席いただき、ありがとうございます。
 本日は、警察署協議会の目的である警察活動の報告等を行い、ご理解をいただきながら、地域の実情等を踏まえまして、気付いたことやご意見をいただき、署の活動に反映させていければと思いますので、よろしくお願いいたします。
議事録署名委員の指定
 平成29年第2回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
【平成29年5月末現在の管内治安情勢について(署長)】
⑴ 犯罪認知・検挙状況
 亘理警察署管内の犯罪認知状況は、全体件数で前年同期と比較して36件減少している。
 凶悪犯罪の認知はなく前年同期比-1件、粗暴犯罪は4件で前年同期比-8件、窃盗犯罪は51件で前年同期比-37件と大幅に減少しており、中でも車上ねらいや事務所荒しが減少している。
 知能犯罪は9件で前年同期比+7件となっており、詐欺が増加している。
 検挙状況は、認知件数が減少していることもあり、粗暴犯罪と窃盗犯罪については、検挙件数並びに検挙人員が減少している。
 特殊詐欺の認知状況は、振り込め詐欺が本年2件、計257万円の被害状況となっており、前年同期と件数は同じだが、被害金額は-48万円とやや減少している。
 振り込め類似詐欺の認知はない。
 被害額が大きかったものは、本年3月22日発生の高齢女性に対する出資金名下の詐欺で、被害額は200万円となっている。
 平成28年中の振り込め詐欺の認知は4件で計644万円の被害状況となっており、平成27年中と比較すると被害金額は半分以下となっている。
 亘理警察署では、推進中の「亘理はらこめし運動」により新たな被害抑止に取り組んでいる。
⑵ 交通事故発生状況について
 平成29年5月末現在の人身事故の件数は74件で、前年同期比で+15件と増加しているものの、物損事故は377件で、前年同期比-53件となっている。
 人身と物損を足した事故全体の発生数は、前年同期比で約9%の減少となっている。
 死亡事故は本年4月に1件発生している。
 事故発生のピークは、午前11時台と午後4時台で、国道6号沿いの施設出入口付近における追突事故や町道等の十字路交差点における出会い頭の事故が形態として多発している。
 事故形態では追突が全事故の約55%を占めている。
協議事項
【亘理警察署速度取締り指針について(交通課長)】
⑴ 交通概要について
 ア 交通死亡事故の特徴について
   高齢者が関係する交通死亡事故が増加傾向にある。
 イ 飲酒運転事故の発生状況について
   飲酒運転は依然として発生が続いている。
 ウ 亘理警察署管内の交通事故について
   1日平均3件くらいのペースで発生している。
   震災前は交通事故が減少傾向を示していたが、震災後は増加に転  じ、平成28年中は前年に比べ微増している。
   交通量の関係から亘理町の方が山元町より事故発生が多い。
 エ 交番・駐在所別発生状況について
   亘理警察署管内では、署所在地交番、山下駐在所管内の発生が多  く、浜吉田駅前駐在所管内の発生が少ない。
 オ 管内における交通死亡事故発生状況とその後の対策について
   4月18日、亘理町字東郷地内の県道塩釜亘理線沿いの用水路にお  いて自転車に乗車していた高齢者が転落し、死亡する事故が発生した  。
   事故原因については捜査中だが、事故当時、歩道と用水路の境目   には柵等がなく、誤って転落した可能性があることから、4月28日に亘  理町役場等と合同で現場を確認し、安全管理の共同点検を実施し、防  護柵を設置する対策を講じた。
⑵ 平成29年上半期における交通事故の分析
 ア 管内の交通事故(人身)発生時間帯について
    午前11時台及び午後4時台の発生が多く、重傷事故については、   朝の通勤時間帯の発生が多い。
 イ 事故類型別・曜日別の分析について
   管内の交通事故は、追突事故、出会い頭の事故が多く、曜日別では  月曜日と金曜日の発生が多い。
 ウ 事故当事者の居住地域について
   当事者の居住地別は、亘理町居住者が約38%、山元町居住者が   約16%で、管内居住者が全体の約54%を占めている。
   また、事故当事者に占める県南地域居住者の割合は約73%となっ  ており、事故の大部分が管内又は隣接自治体の居住者に関係するも  のである状況が認められる。
 エ 事故発生場所について
   国道6号が全体の約42%を占めている。
 オ 交通事故の主な原因について
   交通事故の約50%が交差点及びその付近で発生し、漫然運転に起  因する前方不注視、安全不確認等が主な原因となっていることから、   交差点付近における交通指導取締りが重要となる。
⑶ 平成29年下半期に向けた活動方針について
 ア 高齢者に対する運転の講習について
   高齢者に対する講義だけではなく、参加・体験・実践型の交通安全教  室を行い、事故防止に努めてもらう必要があり、実際に亘理町内宮前  地区において体験型交通教室を実施している。
 イ 広報啓発活動について
   国道6号を通行する車両に安全を呼びかけるとともに、飲酒運転根絶の啓発活動として「イチゴ作戦」を実施した。
   また、8月31日まで「安心ロードみやぎ作戦」を推進中であり、今後も  交通事故減少に向けた活動を推進していく。
⑷ 亘理警察署速度取締り指針について
  過去3年間の人身事故の原因、発生時間帯及びエリアから速度取締  りの重点時間を絞って速度取締りを推進していく。
 ※ 協議会委員から特に異論や質問等はなく、本協議事項については   指針どおり承認されている。
次回開催予定について
 次回開催時期について平成29年9月中旬から9月下旬を提案し、了承を得ている。
閉会挨拶(次長)
 これから夏の季節になり、子供達は夏休みを迎えます。何かと忙しくなると思いますがよろしくお願いします。本日はご苦労様でした。

第1回 平成29年2月16日(木) 午後 3時00分から  午後 4時30分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下7人
2 警察署側  署長以下9人
議事概要
開会
 委員7人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 2月でまだ寒い時期ですが、最近暖かくなり活動しやすい季節になってきました。
 本日の協議会もよろしくお願いいたします。
(2) 署長
 協議会会員の皆様には、平素から、警察活動各般にわたり、御理解、御協力を賜っておりますことに厚く御礼申し上げます。
 宮城県警の警察官が盗撮で逮捕され、また、飲酒運転の車両に同乗し懲戒処分を受けたとの報道がなされました。
 亘理警察署といたしましては、あらゆる機会を通じ、非違事案を起こさないよう指導に努めてまいります。
 亘理警察署では、平成28年中、刑法犯認知件数251件、人身・物損交通事故1,125件が発生しています。
 そこで、治安を計る一つの目安となるのが犯罪や事故の発生率というものがあります。
 刑法犯については、宮城県全体では人口1,000人あたり7.1件に対し、亘理警察署管内は5.5件となり、当署管内は、県内でも犯罪の少ない地域と言えると思います。
 また、交通事故については、宮城県全体では、免許人口1,000人あたり43件に対し、亘理警察署管内は35件となり、事故も少なくなっています。
 このように、亘理警察署管内は、県内においても犯罪や交通事故が少ない地域と言えると思いますが、これもひとえに地域住民の方々がそれぞれの立場で防犯活動や交通安全活動に、積極的に取り組んでいただけているお陰と感謝しているところであります。
 亘理警察署といたしましては、今年も地域住民の方々の御理解、御協力をいただきながら、安全安心な地域社会の実現に向け、署員一丸となり、取り組んでまいる所存でございますので、引き続き警察活動への御理解、御協力並びに御助言を賜りますようお願いを申しあげます。
議事録署名委員の指定
 平成29年第1回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
 平成28年中の亘理警察署管内治安情勢について(警務課長)
⑴ 犯罪認知状況について
 前年と比較すると、山元町は微増しているが、亘理町では減少している。
 ・ 刑法犯認知件数は、平成27年比-23件と減少している
 ・ 粗暴犯が両町とも増加し、全体で倍増している
 ・ 窃盗犯が前年比-23件であるが、侵入窃盗は増加している
 ・ オレオレ詐欺等の特殊詐欺は県内も亘理警察署管内も減少している
⑵ 犯罪検挙状況について
 ・ 検挙件数、検挙人員とも前年比で減少している
 ・ 粗暴犯は検挙件数・人員とも大幅に増加している
 ・ 強制わいせつ事件で3件・2名を検挙している
⑶ 交通事故発生状況について
 ・ 人身事故、物損事故とも件数が増加しているが、死亡事故の2件は前年と同数である
 ・ 国道6号沿いの施設の出入口付近における追突事故が多い
 ・ 町道等の十字路交差点における出会い頭の事故が多い
 ・ 駐車場内での後退時の接触事故が多い
○ 委員
 犯罪検挙された人は、県内の者と県外の者でどちらが多いのでしょうか。
○ 刑事課長
 全てが亘理警察署管内の人間というわけではない。
 震災復興関連事業で亘理警察署管内に立ち寄ってトラブルになっている者等がいるので、具体的には県内が何人、県外が何人というのは、控えさせていただくが、当署管内に立ち寄って犯罪を犯す者はいるということです。
○ 委員
 亘理警察署管内で県外から来て、アパートや一軒家に住んでいる者が多くなってきているので、そういう人たちの犯罪はどうなっているのかが気になります。震災前と後では県外の人が犯罪を犯す割合が多くなってきているのではないでしょうか。
○ 署長
 震災復興関連で来ている者の犯罪が多いというイメージはありません。
 アパートや貸家等に震災復興関連の者が多く入ってきているのは確かです。
 それに伴い、飲酒等のトラブルはありますが、刑事課長を中心として、犯罪抑止に努めているので犯罪は多くなっていません。
協議事項
⑴ 亘理警察署速度取締り指針について(交通課長)
 ア 交通概要について
  (ア) 交通死亡事故の特徴について
     交通死亡事故は高齢者が増えてきている状況である。
  (イ) 亘理警察署管内の交通事故について
     震災前は交通事故が減少していたが、震災後増え、平成28年は前年に比べ微増している。
  (ウ) 平成28年中の交番・駐在所別交通事故発生状況について
     亘理警察署管内では、署所在地交番、山下駐在所管内の発生が多い状況である。
  (エ) 交通事故の発生時間帯(人身事故)について
     交通事故の発生時間帯が多いのは、午前7時から午前8時台、午後5時から午後6時台である。
  (オ) 事故類型別・曜日別の分析について
     亘理警察署管内の交通事故は、追突事故、出会い頭の事故が多い状況で、月曜日と金曜日に発生が多くなっている。
  (カ) 交通事故の主な原因について
     約50%が交差点及びその付近で交通事故が発生し、漫然運転に起因する前方不注視、安全不確認等が原因である。
  (キ) 亘理警察署管内の交通事故の特徴について
     スーパーやコンビニ駐車場等における接触事故や後退時やドア開放時等の多く全物損事故の約3割が駐車場等の道路外とな っている。
 イ 平成28年下半期における活動について
  (ア) 各事業所にある安全運転管理者に対する講習について
  (イ) 「高齢者安全・安心の集い」について
  (ウ) 宮城県トラック協会仙南支部亘理地区会との災害時の応急対策協力に関する協定の締結について
  (エ) 白バイ隊・高速隊との合同取締りについて
  (オ) 「あらはま・はらこめし」運動と人文字メッセージについて
  (カ) スタントマンによる安全教室について
 ウ 亘理警察署速度取締り指針について
   過去3年間の人身事故の原因、発生時間帯から速度取締りの重点時間を絞り、昨年下半期との時間を変更して速度取締りを推進していく。
意見・要望
○ 委員
 最近、高齢者運転による交通事故等のニュースが多いが、亘理町、山元町での免許証の返納率はどのようになっているのでしょうか。
○ 交通課長
 平成28年は62名の方が返納しています。
 山元町の65歳以上の運転免許証の保有率は県内有数となっています。
○ 署長
 運転免許証がないと身分証明書がなくなってしまうと考え、返納しない人もいます。
 ただ、よくニュースで見るようなアクセルとブレーキを踏み間違えた交通事故というのは1件しか発生していません。
○ 委員
 日中の交通量が少ない時に車を利用するなど、高齢者ということを自覚すれば交通事故が減るんじゃないかなと思います。
○ 署長
 私もそのように思います。
○ 委員
 男性と女性ではどちらの方が返納することが多いのでしょうか。
○ 交通課長
 返納するのは男性が多くなっています。
 また、女性は窓口ですぐに返納しますが、男性は窓口で返納することをためらうという特徴があります。
○ 委員
 私は交通指導隊をやっており、坂元駅が出来てから、通学時間帯に街頭に立っていると、交通量が多くなってきたなと感じる。
 中学生が自転車通学をしているのを見ると危険だと思うことがあるが、通学時間帯にダンプなどの大型車の通行を制限することはできないのか。
○ 交通課長
 車両の通行を制限するためには、その必要性がないと通行を制限することはできません。
○ 委員
 元坂元中学校の前に新しい道路が出来ているが、そちらの道路にダンプ等に迂回してもらえば、いいんじゃないでしょうか。
○ 交通課長
 今後の交通環境をみていきながら、学校周辺を子どもが安全に歩けるエリアを作るなどの対策をしようと考えています。
○ 委員
 亘理警察署管内の事故の特徴で、スーパーやコンビニでの交通事故が多いとあるが、スーパーやコンビニ等に指導はしているのか。
○ 交通課長
 具体的な駐車場対策や指導などは行っていません。
○ 委員
 このような交通事故は亘理警察署管内だけではないと思うが、もし、どこかで良い対策をやっているのであれば参考にすればいいのではないでしょうか。
○ 署長
 亘理警察署管内の駐車場では、後退して駐車するのではなく、前から駐車する車が多いと感じる。
 出船で駐車すると、出るときにも事故が少なくなるため、駐車するときは、後退して駐車したほうがいいと思います。
その他
   荒浜駐在所と坂元駐在所の再建について(署長) 
次回開催予定について
 次回の協議会開催について、警務課長より平成29年5月下旬から6月上旬頃を予定している旨報告した。
閉会挨拶(次長)
 本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございました。
 今後とも警察業務への御理解と御協力をお願い致します。


平成28年

第4回 平成28年12月21日(水) 午後 3時00分から  午後 4時10分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下7人
2 警察署側  署長以下9人
議事概要
開会
 委員7人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 年末を迎え慌ただしい中、お集まりいただきましてありがとうございます。
 報道では有名人の覚せい剤事件が騒がれていますが、昔、山元町でも、大量の大麻を栽培していたとして騒がれた事件がありました。
 「たばこも麻薬」などと言われますが、吸い過ぎには気をつけたいものです。
 年末年始を控え忙しくなりますが、皆さん、身体を壊さないように気をつけてお過ごしください。
(2) 署長
 年末のお忙しい中、警察署協議会に御出席をいただきありがとうございます。
 協議会委員の皆様には、この一年間、警察活動の各般にわたり、御理解、御協力をいただきますとともに、警察署業務の運営に御意見等を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 昨年は、ゴミの不法投棄や震災復興工事に関して「亘理」の名が全国ニュースに取り上げられる残念な事件が発生しました。
 さて、亘理警察署では、年末年始における事件事故の未然防止を図るため、関係機関・団体の皆様の御協力をいただき、今月15日から年末・年始特別警戒取締りを実施中であり、制服警察官を街頭に見せる活動やパトカーによる警戒警らを強化するなどの活動を行っているところであります。
 亘理警察署は、平成29年も、地域住民の方々の要望意見にきちんと耳を傾けながら、安全安心な地域社会の実現に向け、署員一丸となって取り組んで参りたいと考えております。
 引き続き、警察活動への御理解、御協力及び御助言を賜りますようお願い申し上げます。
議事録署名委員の指定
 平成28第4回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
  年末・年始特別警戒取締りの実施について(生活安全課長)
⑴ 実施期間
 年末特別警戒取締り期間は、平成28年12月15日(木)から同月31日(土)までの間、年始特別警戒取締り期間は、平成29年1月1日(日)から同月7日(土)までの間で実施する。
⑵ 実施重点
 ア 地域の情勢に即した犯罪抑止対策の推進
  次に示す管内の犯罪情勢について、署内で情報共有を図り、各対象に重点を置いた警戒を実施する。
   (ア) 管内のスーパーマーケット等で多発する万引き事案
   (イ) 高齢者を中心に多発する特殊詐欺の被害
   (ウ) 連続発生する忍び込み、空き巣等の侵入盗
   (エ) 耕うん機等の農業機械を中心とした自動車盗
 イ 金融機関・コンビニエンスストア等に対する被害予防対策の推進
  年末は金融機関等を対象とした強盗事件が発生する傾向にあるが、今年度、県内での発生はない。
  しかし、全国的には26件発生していることから、これを対岸の火事とせず、
  ・ 金融機関、ATM設置箇所
  ・ コンビニエンスストア、ぱちんこ景品買取所
  ・ JR駅周辺、その他犯罪発生箇所
  等に対する警戒を強化する。
 ウ 特殊詐欺被害防止対策の推進
  本年11月末現在、県内の発生状況は、件数239件、被害総額約6億1,702万円であり、当署管内では、件数4件、被害総額約644万円である。
  「亘理はらこめし運動」を今後も継続して推進し、特殊詐欺被害の未然防止に努める。
 エ 飲酒運転の根絶と交通死亡事故抑止対策の推進
  本年12月18日現在、交通死亡事故死者数は、県内で68人、当署管内は2人であり、飲酒運転による人身事故は、県内で69件、当署管内では2件発生している。
  年末年始を迎え飲酒の機会が増えることから、パトカーによるレッド警戒等を強化していく。
⑶ 年末・年始特別警戒取締り出動式の実施結果について
 12月15日(木)に、荒浜にぎわい回廊において、関係機関・団体の皆さんの御出席をいただくと共に、
  ・ 一日警察署長としてシンガーソングライターの谷修氏
  ・ はらこめし運動広報大使として亘理山元商工会酒井潤一氏
  を委嘱して年末・年始特別警戒取締り出動式を実施した。
 出動式では谷修氏による特殊詐欺抑止ソングの披露、酒井氏による防犯宣言を実施した。
  ※ 特殊詐欺抑止ソングの視聴
○ 委員 
  谷修さんの特殊詐欺抑止ソングは、何かに活用しないのか。
○ 生活安全課長
  今は保育所等を巡回して演奏している。
  今後、CDを作成する構想もあるので、活用方法を検討する。
○ 委員
  特別警戒期間中ということだが、農産物直売所「夢いちごの郷」で働く方から感謝の言葉があった。
  「夢いちごの郷」は単独勤務であり、この前、おまわりさんが巡回中に立ち寄ってくれたからとても安心したと言っていた。
 今後もよろしくお願いしたい。
協議事項
 若柳警察署員による窃盗事案について(署長)
 新聞等で報道されているとおり、若柳警察署に勤務する30歳の男性巡査が、同署内で若柳地区交通安全協会が管理する現金計23万円等を盗んだとして逮捕された。
 同巡査は11月18日付けで懲戒免職処分となっている。
 本事案を受け当署でも、ギャンブルをはじめとする依存症についての教養を実施したほか、本事案の反響について周知を図った。
 本事案を受けて、警察本部や若柳警察署には県民の皆様からかなり辛辣なお叱りを頂いた。
 中には警察に対する激励のお言葉もあったが、警察官が犯罪を犯したときの県民の方々の反響はどういうものか、ということを署員に教養し、反響の大きさを実感させた。
 更に、出入口ドアや金庫等の施錠の徹底、鍵の保管場所の見直し等、保管管理の再徹底について指示した。
意見・要望
○ 委員
 山元町でイチゴを生産している方から聞いたが、復興工事のトラックが浜通りや農免道路を高速で走り、住民の方々は自宅への出入りも大変だという話だ、警察で巡回してもらえないか。
○ 署長
 今後、常磐道の4車線化工事が始まるとトラックの数も倍増すると思われる。
 安全な交通環境を実現するため、まずは交通状況の実態を明らかにして、その上で対策を考えたい。
○ 警務課長
 先ほど生活安全課長から特殊詐欺被害防止に関する説明があったが、特殊詐欺に関する相談電話が急増しているので、相談の受理状況について説明する。
 全体的な相談件数は県内では増加、当署は減少傾向にある。
 しかし内訳を見ると、特殊詐欺に関する相談件数は県内、当署いずれも増加している。
 特殊詐欺の中でも、動画閲覧名目やアダルトサイト登録料名目の詐欺が多く発生している。
 中には、実在する会社名を名乗る巧妙な手口も見られることから、皆さん自身が気をつけていただくと共に、御家族や御友人にも注意喚起をしていただきたい。
○ 交通課長
 来年の3月12日から、改正道路交通法が施行される。
 改正のポイントは大きく2点あり、1点目は、75歳以上の高齢運転者に対する、臨時認知機能検査と臨時高齢者講習の新設である。
 当署管内の運転免許証保有者は約3万2,000人、うち75歳以上の高齢運転者は約7.5パーセントの約2,400人であり、この方々が対象となる。
 2点目は準中型自動車・準中型自動車免許の新設であり、運送事業者の雇用促進やドライバー確保という効果が期待される。
次回開催予定について
 次回の協議会開催について、警務課長より平成29年2月下旬頃を予定している旨報告した。
閉会挨拶(次長)
 本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございました。
 今後とも警察業務への御理解と御協力をお願い致します。

第3回 平成28年9月21日(水) 午後 3時30分から  午後 5時10分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下7人
2 警察署側  署長以下9人
議事概要
開会
 委員7人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 国内では台風等による水害が多発しておりますが、幸いにして亘理郡では大きい被害の発生がありません。
 しかし、いつ発生するか分からないのが災害ですので、日頃からの備えをしっかりしたいところです。
 田んぼの稲も順調に成長し、稲刈り期に入りました。
 気持ちは常に「実るほど頭を垂れる稲穂かな」でありたいと思うところです。
 警察の皆さんもお身体をご自愛の上、職務に精進していただきたいと思います。
(2) 署長
 本日はご多用中のところ、ご出席をいただきありがとうございます。
 また、協議会委員の皆様には、平素から、亘理警察署の活動にご理解とご協力を賜っておりますことに厚く御礼申し上げます。
 本日から「秋の全国交通安全運動」が始まり、今朝、亘理・山元両町において関係機関・団体の皆さんの参加をいただき交通安全運動の出発式が開催されました。
 交通安全運動が全国規模で実施されるようになったのは、昭和23年からであり、その時の宮城県における交通安全標語は「注意一秒、けが一生」でありました。
 今年8月末までに当署管内では96件の人身交通事故が発生し、1名の方が亡くなり、130名の方が負傷しております。
 原因の多くは脇見等の漫然運転であり、運転手が緊張感を持ち安全確認を確実に行っていれば防ぐことができたと思われる事故が大変多くなっています。
 本日は交通安全運動初日ということもあり交通関係の話となりましたが、亘理警察署では、今後とも、交通事故防止はもとより、地域住民の皆様の視点に立った警察業務の運営に努めてまいる所存でありますので、警察活動に対する要望等、忌憚のない意見を賜りますようお願い申し上げます。
議事録署名委員の指定
 平成28第3回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
平成28年8月末における亘理警察署管内治安情勢について
○ 警務課長
【犯罪認知状況】
 刑法犯認知件数は174件で昨年同期比マイナス6件となっています。
 うち、粗暴犯がプラス15件と大幅増加、窃盗犯はマイナス19件と減少しています
 特殊詐欺は4件発生し、知能犯認知件数はやや減少傾向にあります。
【犯罪検挙状況】
 刑法犯検挙件数は58件37名であり、昨年同期比プラス2件、マイナス11名となっています。
【交通事故発生状況】
(1) 人身事故の発生は96件で昨年同期比マイナス2件となっています。
(2) 物損事故の発生は668件で昨年同期比プラス55件となっています。
(3) 特徴としては、
  ・ 高齢者が当事者となる事故が多発している
  ・ 国道6号沿い施設の出入りに絡む追突事故が多発している
  ・ 十字路交差点における出会い頭の事故が多発している
  ・ 駐車場内における後退時の接触事故が多発している
  以上のことがあげられます。
協議事項
(1) “オレオレ詐欺”被害と対策について
○ 生活安全課長
 【被害額について】
 昨年、全国における特殊詐欺の被害額は合計で10億円を超え、うちオレオレ詐欺による被害額は4億円を超えています。
 今年の特殊詐欺による被害額も合計が4億円を超え、うちオレオレ詐欺については1億円を越えている状況となっています。
 本年9月までの当署管内における特殊詐欺の発生は4件、被害額は644万円となっています。
 【新たな手口について】
 架空請求詐欺で見られるものとして、被害者に対して、コンビニエンスストア等で販売しているギフトカード等を購入させてその番号を聞き取り、その番号により犯人が金銭を得る、という手口があります。
 被害額は少額ですが、被害者と接触するリスクがないために最近増えてきています。
 【「亘理はらこめし運動」について】
 町の広報誌やFMラジオでの放送、病院や銀行にチラシを置かせてもらうなど広報活動に力を入れています。
 また、夏には「かもメール作戦」と称して、管内約3,600世帯に対して特殊詐欺の注意喚起をする葉書を郵送しております。
 さらに、手交型の特殊詐欺において金銭を受け取る「受け子」と言われる役に少年が使われるケースも多いことから、中学校や高等学校に赴いて防犯教室や講話を開催しての防犯指導にも力を入れているところです。
○ 会長
 特殊詐欺について、委員から意見はありませんか。
○ 委員
 私の家の固定電話に出るのは高齢者であることから、「年寄りだから分からない」と答えるように決めています。
 また、家族間で呼び合う際も名前で呼び合うようにしています。
 このように家族で話し合い、対策をとることも大切ではないでしょうか。
○ 委員
 特殊詐欺の未遂電話はどれくらいあるのでしょうか。
○ 署長
 不審な電話がかかってきたという相談はほぼ毎日寄せられています。
○ 委員
 今は銀行からの高額引き落としや振り込みも簡単にできないようになっていますが、直接金銭を渡してしまうということは高額現金を家に保管している例が多いのでしょうか。
○ 生活安全課長
 そういった例もあります。
 また、直接の手渡し、被害者が複数の金融機関から少額ずつ引き落としている例もあります。
○ 署長
 以前は犯人の預金口座等に振り込ませることが多かったのですが、その口座凍結等を徹底した結果、手交型に移行しています。
 最近では手交型でも、近所での手交は警察が待ち伏せしているのでは、という犯人側の思惑から、遠方の場所を指定する場合もあります。
○ 委員
 老人施設の入所者、職員へのロールプレイング方式の教室が効果的ではないでしょうか。
○ 生活安全課長
 近々開催する警察署の行事においても寸劇等を盛り込むよう企画しています。
⑵ 防犯カメラの効果的活用について
○ 生活安全課長
 様々な事件を立証する上で、防犯カメラの映像というのは非常に有効であり、防犯カメラの映像により検挙した事例が多々あります。
 当署管内で効果的な設置場所があると思われる方は是非ご提案ください。
○ 会長
 防犯カメラについて委員から意見はありますか。
○ 委員
 防犯カメラ設置費用はどこから出るのでしょうか。
○生活安全課長
 基本的には設置する場所の管理者でありますが、これらには様々な補助金が充てられる場合もあります。
○ 委員
 夜の公園等に設置する必要もあると思います。
⑶ 児童や高齢者に対する事案と諸対策について
○ 生活安全課長
 当署管内における児童虐待等の通告件数についてご説明します。
 今年の発生は、心理的虐待が4件、身体的虐待が4件、ネグレクトが1件でした。
 声掛け等の子ども女性脅威事犯も発生しており、当署では県南部の公園内における小学生に対する強制わいせつ事件について被疑者を逮捕しております。
 これらの事案は、児童が帰宅後親に相談し、翌日学校に相談、それから警察に通報する例などが多く、発生から認知までに時間がかかることが多いため、早めの通報を呼びかけているところであります。
 これに対する諸対策として、保育所、小中学校、高等学校で「いかのおすし」に基づいた防犯教室や不審者対応訓練を実施しているほか、少年警察補導員による寸劇や警察官による護身術教室等も実施しています。
 高齢者虐待に関する通報は昨年は1件ありましたが、本年はありません。
 今年も高齢者の徘徊等による保護の取扱いが多く、昨年は66件の保護があり、うち22人は70歳以上、そのうち15人が認知症の疑いがある方であります。
 そこで、SOSネットワークへの事前登録を推進しており、認知症により徘徊するおそれのある方がいる場合、事前に家族から住所や氏名、年齢や顔写真を登録してもらい、行方不明になった時に速やかに発見できるシステムを構築しているところです。
 また、役場職員に依頼して警察官対象の認知症サポーター講座を開催し、認知症の特性や接し方に関して理解を深めています。
 さらに先般、神奈川県相模原市の障害者福祉施設で発生した殺人事件を受け、管内の特別養護老人施設において不審者対応訓練を実施しました。
○ 委員
 私もこの訓練に参加しましたが、これまで体験したことがない訓練であり、改めて安全の確保の難しさを感じるなど非常に有意義な訓練となりました。

 
相模原の事件のあと、岩手県では台風の被害もありました。
 各種マニュアルの確認を実施しているところです。
○ 委員
 高齢者虐待は意外と少ないのでしょうか。
○ 生活安全課長
 潜在化しやすい事案ですが、積極的な情報収集に努めています。
⑷ 亘理警察署速度取締り指針等について
○ 交通課長

 
【「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」の実施について】
 9月21日から9月30日までの10日間、「子どもと高齢者の交通事故防止」を基本に、全席シートベルト等着用、飲酒運転根絶等を重点に運動を展開するため、警察署としては昼夜の街頭活動を強化することとしています。
 運動に伴い様々な行事が予定されているが、当署では9月27日午後1時30分から、「高齢者安全安心の集い」を開催します。
 2部制であり、交通教室実施後、体育館に移動し、県警音楽隊の演奏や防犯講座等を行います。
 【速度取締り指針について】
 本年2月に協議事項として審議をした「速度管理指針」について、上半期の交通事故の発生状況等を踏まえて一部を見直したことから再度審議をお願いします。
 変更点としては、
 ① 重点エリアの5エリアから「坂元エリア」を除いた。
  これは坂元エリアの交通事故発生件数が他エリアと比較して半数であ
 り、他のエリアに重点をシフトし活動することが、期待される効果が大き
 いと判断されたためであります。
 ② 取締り時間帯を、エリアごとの事故分析を踏まえて細分化した。
という2点です。
○ 会長
 本件について意見はありますか。
 委員からの意見がないことから、この見直し指針での運用でいいと思われます。
 【「第2回警察署協議会」の要望事項への回答について】
ア  「荒浜小学校前交差点」の信号機点滅切替時刻を変更できないでしょうか。
    現地調査の結果、7月20日付けで午後10時から午後8時に変更しました。
イ 「国道6号亘理町袖ヶ沢住宅入口交差点」の押しボタン信号を感応式へ変更できないでしょうか。
   現地調査の結果、「当面の間現況の交通規制」とします。
  その理由は
  ① 当該信号機が設置された経緯は、昭和50年、国道6号を横断する歩行者の安全を目的に設置した信号機であること。
  ② 信号機を設置するには警察庁が示した「信号機設置基準」に照らし合わせて判断すること。
  この場合、当該信号機は歩行者用でなく車両の交通処理を目的としたものであり、従道路側の停止線に停止し続けた場合に国道6号側から右左折する車両と安全に交互通行ができない交差点であります。このため道路の拡幅、交差点改良等が必要となります。
  以上の2点であります。
  今後も住民の意見、要望等に耳を傾け、今後の交通量の変化や事故の発生状況、道路改良の有無等を踏まえ、改良工事の必要性と、それを実施した場合の安全性及び円滑性の確保、期待される効果等を比較衡量しながら適切に判断し対応していきたいと考えています。
意見・要望
○ 会長
 委員からの意見や要望はありませんか。
○署長
 前回会議で質疑のあった「警察職員の懲戒処分者数は全国的に増えているのか」についてご説明します。
 平成27年における全国警察の懲戒処分者は293名でありました。
 平成18年から10年間の平均は335名であることから若干の減少傾向にあります。
 また、平成27年中の本県における懲戒処分者は3名でした。
 ただし、内部規律違反等ではなく飲酒運転や窃盗などの犯罪があったため、反響が大きかったのは事実であります。
 警察官が犯罪を犯し逮捕された場合は例外なく報道発表しますし、これが悪質であった場合は連日のように報道されることから、増えているように感じるのかもしれません。
 いずれにせよ、警察官は高い倫理意識と遵法精神が求められ、県民の皆さんも警察官は悪いことをしない、と思っていただいているのではないでしょうか。
 だからこそ、非違事案があった際には反響が大きいのだと思います。このことを自覚し、非違事案の防止に努めていきたい。
次回開催予定について
 次回の協議会開催について、警務課長より平成28年12月上旬頃を予定している旨報告した。
閉会挨拶(次長)
 本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございました。
 今後とも警察業務へのご理解とご協力をお願い致します。

第2回 平成28年6月24日(金) 午後 2時00分から  午後 3時37分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下7人
2 警察署側  署長以下9人
議事概要
開会
 委員7人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 農作物にとっては恵みの梅雨の季節になりました。
 警察署の皆さんは危険な仕事が多いと思いますが、お体をご自愛して仕事に励んで下さい。
(2) 署長
 4月の定期人事異動により、震災に伴う皇宮警察からの特別出向者2名を含め、20名近くの署員が当署に赴任してフレッシュアップしたところです。
 6月15日に開催された宮城県警察柔道・剣道大会では、剣道が優勝、柔道が第3位となるなど、署内の士気も上がっており、地元の皆さんのご協力を頂きながら、管内の安全・安心のために頑張っているところであります。
 また、お陰様で、今年の宮城県警最大の行事であるG7財務大臣等会議警備についても、無事終了しております。
 亘理警察署では、今後とも地域住民の皆様の目線に立った警察業務の運営に務めて参る所存でありますが、中には、目の届かない、気の届かない面も多々あろうかと思います。
 委員の皆様には、当署の活動がより良いものとなりますよう、本日の会議の席上でも、それ以外でも、気付いた都度でも結構ですので、忌憚のないご意見を賜りますようお願い致します。
議事録署名委員の指定
 平成28年第2回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
(1) 平成28年5月末における亘理警察署管内治安情勢について
○ 警務課長
 本年5月末までの治安情勢についてご説明します。
 【発生状況について】
 犯罪認知件数は、昨年同期比+29件となっています。
 暴行等の粗暴犯が前年同期比+10件、窃盗犯も+21件と増加しています。
 なお、窃盗犯の手口内訳は、侵入盗が18件、乗り物盗が14件、非侵入盗が39件であり、高齢者や女性による万引きも増加傾向にあります。
 特殊詐欺については、前年同期比-5件と減少傾向にあります。
 今年は現時点までに、架空請求詐欺で電子マネー5万円分、オレオレ詐欺で現金300万円の被害の2件を認知しています。
 昨年は当署管内で5件1,460万円の被害、県内では348件約10億3,500万円の被害を認知しました。
 当署管内の被害は、県内の被害額全体の約1.4パーセントに抑えられていますが、これは当署で昨年から推進している「亘理はらこめし運動」が浸透してきた部分があるとも考えられます。
 【検挙状況について】
 犯罪検挙状況についてですが、件数は昨年同期比+1件で微増していますが、人員は-6名と減少しています。
 認知状況と同様、粗暴犯が件数・人員ともに増加しています。
 窃盗犯では万引きの検挙が多い他、事務所荒らし被疑者を逮捕し余罪も複数検挙しています。
 【交通事故発生状況について】
 人身事故・物損事故ともに合計件数は昨年同期比で増加しています。
 1月に山元町で発生した交通事故で1名が死亡しており、重傷者数はゼロですが負傷者数は増加しています。
 なお、事故の特徴としては
 ・ 出勤及び帰宅時間帯
 ・ 国道6号の路外施設への出入りでの追突事故
 ・ 町道等の見通しが良い交差点での出会い頭
 ・ 「だろう運転」が原因の事故
などが挙げられます。
(2) G7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議警備完遂について
○ 警備課長
 伊勢・志摩サミットの関連会合として仙台市太白区秋保地区を中心に開催されたG7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議は、地域の皆様のご協力をいただき無事完遂しました。
 同会議に際し、本県警では本部長以下、最大時2,800名の体制で警備に従事しました。
 当署からも警察官を派遣して各種警戒等に従事した他、残留した署員も体制を厚くして後方治安の確保に努めました。
 また本会議についても、本県警から警察官を派遣して警戒警備に従事し、無事完遂しています。
協議事項
(1) 大河原署員による道路交通法違反(酒酔い運転)事案について
○ 署長
 この事件は本年5月11日の深夜、大河原警察署刑事課勤務の捜査係長が酒酔い状態で東北自動車道白石インターチェンジ付近において車を運転し逮捕されたものであり、この係長は同僚らと飲酒し、一旦は電車で白石市内の自宅に帰宅したものの、その後車両を運転し事故を起こしたものです。
 当署における再発防止対策について説明します。
 「職務倫理の基本」という、警察職員はかくあるべきということを定めたものがありますが、それを毎朝、署員全員で唱和して体と心に染み込ませています。
 他にも「飲酒予定の日は車両で出勤しない」「事情があって車両で出勤する時は飲酒前に車両の鍵を当直に預ける」といった措置で、物理的に運転することができないようにしています。
 当署からこのような非違事案は絶対に出さないよう、再発防止対策を徹底しているところであります。
○ 委員
 全国的には増えているのですか。
○ 署長
 総数については、増えてもいないが減ってもいないという状況であります。
○ 会長
 酒は人を変えますので、原因を究明する必要があると思います。
 他に意見等なければ、次の協議事項に進みます。
(2) 交通事故分析に基づく交通事故抑止対策の推進について
○ 交通課長
ア まず交通事故発生状況についてです。
 本年5月末時点での交通事故発生件数は、亘理町においては人身事故が38件、死者・重傷者はありませんが55名の軽傷者がおり、物損事故は344件発生しています。
 一方、山元町においては21件の人身事故が発生し、うち死者が1名で、重傷者はありませんが24名が軽傷を負っており、物損事故は145件発生しています。
 死亡事故については本年1月30日の深夜、山元町坂元地内の国道6号において、軽自動車が滑走して対向の大型貨物自動車に衝突し、軽自動車の運転手が死亡したものであります。
イ 次に、当署の交通安全活動についてです。
 当署では重大事故の抑止、交通事故の総量抑止に向けて署員一丸となって取り組んでいます。
 特に力を入れて取り組んでいるのは、高齢者の死亡事故抑止に向けた参加・体験・実践型の交通安全教室で、出前式の教室も取り入れながら実施しているところであります。
 仙台育英学園の生徒が死傷した、多賀城市での飲酒運転事故から10年以上が経ち、当初は条例の制定等もあり高まっていた県民の気運も、少しづつ下がりつつあります。
 当署では交通安全講習等を通して、飲酒運転の危険性等を広く教養し、飲酒運転根絶の気運を高めることに力を入れています。
ウ 次に、交通事故分析に基づく交通事故抑止対策について説明させていただきます。
 なお、過去5年間の当署管内で発生した重傷事故及び死亡事故を元に特徴点を捉えた分析となります。
● 特徴1 発生時間
 まずひとつの特徴として、発生時間帯が午前は7時台と10時台、午後は4時台と6時台と一日に4回ピークがあり、県全域の特徴と若干異なっています。
● 特徴2 幹線道路別の分析
 道路別に見ますと、国道6号での交通事故が発生件数の約半数を占めており「国道6号対策」が重要と認められます。
● 特徴3 事故類型
 出会い頭事故の比率が極めて高く、つまり交差点での事故の発生が多いため、交差点対策が重大事故の抑止に効果的と判断されます。
● 特徴4 事故類型・曜日別クロス分析
 県全域と比較して、当署管内は土曜日に発生率が高くなっています。
● 特徴5 飲酒事故の発生状況
 本年4月7日、春の交通安全運動出発式の翌日に亘理町逢隈地内の町道で酒酔いひき逃げ事故が発生し、被疑者を検挙していますが、より悪質性が高い「危険運転致傷」「救護措置義務違反」で起訴されております。
 更にゴールデンウィーク中の4月30日夕方、山元町坂元地内の国道6号で、またも酒気帯びひき逃げ事故が発生し、被疑者を検挙しました。
● 特徴6 第1当事者の居住地
 国道6号での発生が多いことから、岩沼市や名取市居住者の影響等があると思われましたが、これらは仙台市居住者を含めても13パーセント程度であり、亘理郡や柴田郡等の仙南地域居住者による事故が多いことが特徴として挙げられます。
● 特徴7 被害歩行者の年代別分析
 歩行者の交通事故被害については70歳代以上が全体の56パーセントを占め、逆に20歳代以下の歩行者の被害は全くありません。
 また宮城県内では、本年5月末までに高齢者の事故が518件発生し、うち13件で14名の方が亡くなっています。
 事故の状態別では歩行中が半数を占め、特に被害者の多くが運転経験がないこと、安全教育を受ける機会が少ないことが影響していると思われます。
 また高齢化に伴い、高齢ドライバーによる事故や、同乗者が被害に遭う場合も少なくありません。
 このとおり、本年上半期の問題点と課題をまとめると、
 ・ 人身事故の約50パーセントが国道6号で発生
 ・ 第1当事者の約35パーセントが高齢運転者
 ・ 繰り返される飲酒運転
 ・ 震災復興と交通安全施設設備の充実
となります。
 以上を踏まえ、皆様のご意見・ご要望がありましたらお願いします。
○ 委員
 つばめの杜付近に自転車道路があり、そこには中央線が引かれていますが、これはどちらを通行してもいいということでしょうか。
○ 交通課長
 その場所であれば、センターラインを境に交互通行となり、左側を通行することになります。
 またブルーのラインは自転車専用通行帯となり、車道の左側を走行することになります。
 今後、交通安全教室等を通じて指導するとともに、広報啓発活動も進めていきたいと考えています。
○ 委員
 夜間、点滅する信号機がありますが、あれは何時からと決まっているのでしょうか。
○ 交通課長
 国道4号と国道6号の交差する、いわゆる4・6交差点までは警察本部のコンピュータで制御していますが、それ以南の国道6号等については、信号機ごとに交通量を考慮して設定しています。
○ 委員
 私の家の前の信号も午後10時から点滅になりますが、それより前から車がほぼ通らなくなるため、赤信号で待たされる車がたびたび信号無視をしているようです。
 点滅信号に切り替える時間を、せめて午後9時ころに早めてはどうでしょうか。そうすれば信号無視も減り、交通事故の抑止になると思います。
○ 交通課長
 夜間の交通量等を調査した上、合理的な規制にしていきたいと考えます。
○ 委員
 先頃、鳥の海スマートICが開通しましたが、IC前の交差点に信号機は設置されるのでしょうか。
○ 交通課長
 信号機設置の計画はあります。
 ただ、管内の各道路で復興事業が進んでおり、周辺の道路環境と合わせて進めていかなければならないという事情があります。
 今後、亘理町だけで約300箇所以上に道路標識等を設置しなければならず、道路管理者と調整しながら進めているところであります。
○ 委員
 亘理町逢隈の袖ヶ沢地区の横断歩道に設置されている信号機は押しボタン式なのですが、ここも信号無視が多く、現に交通事故が何回も起きています。
 ドライバーの待ち時間が長いことが原因のひとつだと思いますが、この場所は感応式の信号にならないのでしょうか。
○ 交通課長
 これに関しても交通量等を調査し、設置の必要性と期待される効果を考慮して決まることになります。
 なお、交差点に関しては環状交差点、いわゆるラウンドアバウトと呼ばれるものですが、このような形状の交差点は出会い頭の事故がなくなり信号待ちもなくなるので、ある程度交通量の閑散な道路においては非常に合理的なものであります。
 亘理町では、亘理町役場等が移転新設される公共ゾーン内に1ヶ所、 平成32年頃までに完成予定とのことであり、山元町でも設置への検討を進めているとのことです。
○ 会長
 やはり交通に関することは一番身近に感じます。
 今話した意見・要望は交通課で受けていただけるのですね。
○ 署長
 そのとおりです。
○ 会長
 その他、意見がなければ協議事項を終了します。
意見・要望
 委員から意見・要望等はなかった。
次回開催予定について
 次回の協議会開催について、警務課長より平成28年9月中旬から下旬頃を予定している旨報告した。
閉会挨拶(副会長)
 本日は皆さん、お忙しいところ集まっていただき、ありがとうございました。
 梅雨時で雨が多い時期ですが、この機会を有効に活用しましょう。
 次回もよろしくお願いします。

第1回 平成28年2月24日(水) 午後 3時00分から  午後 4時35分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下6人
2 警察署側  署長以下9人
議事概要
開会
 委員6人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 お忙しい中を委員の方々にお集まりいただきありがとうございます。年度末が近づき、あわただしい時期を迎え、警察幹部の方々も何かと苦労しているのではないでしょうか。
 本日は本年の第1回の協議会でございます。昨年1年間の治安情勢の報告や今年の推進目標の報告などもございますので、本日もよろしく協議のほどをお願いいたします。
(2) 署長
 本年第1回の協議会にご出席していただき、また、日頃から警察業務にご理解を賜りまして誠にありがとうございます。
 前回の協議会のあと、年末年始特別警戒を実施しておりますが、大きな事件事故の発生はございませんでした。年が明けてからも今日まで穏やかに推移しているところでございます。
 この後、昨年一年間の事件・事故の発生状況については、後ほど報告いたしますが、私からは当面の懸案事項として3点を説明いたします。
 1点目は、山元町の死亡事故抑止であります。山元町内においては、ここ半年の間に3件の交通死亡事故が発生しております。関係団体の皆様のご協力を得ながら、当署としては死亡事故抑止対策を講じてまいりたいと思っております。
 2点目は、大規模警備が2件予定されていることでございます。3月中旬には天皇皇后両陛下が県内に行幸啓なさいますし、5月の下旬には伊勢志摩サミットに伴う財務大臣会議が秋保地区で開催されることで、当署からも相当数の警察官が警備に出動することになります。大規模警備は事案を発生させないことが重要ですし、その間、当署管内の治安にもきっちりと取り組んでまいりたいと思っております。
 3点目は4月の人事異動であります。この時期に管内の治安に間隙が生じないように取り組んでまいりたいと思っております。
 本日も報告や協議等ございますので、委員の皆様には忌憚の無い意見を賜りたいと存じます。
議事録署名委員の指定
 平成28年第1回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
 平成27年中の亘理警察署管内の治安情勢について
⑴ 認知状況について
 前年に比べて、刑法犯の発生件数が+44件と大幅に増加し、総数が274件となっております。特に窃盗犯が+59件であり、手口としては忍込みや車上ねらい、万引きの増加です。万引きについては、高齢者によるものが目立ちました。
 特殊詐欺については、全国的に被害額が大幅に増加しており、県内でも348件、約10億3,500万円の被害となっております。当署管内では、5件で約1,400万円の被害となっております。
⑵ 検挙件数
 犯罪認知件数が増加している一方、検挙件数や検挙人数も増加しております。罪種別では、窃盗犯が増加しており、車上ねらいや万引きの検挙件数が多くなっております。特殊詐欺では、オレオレ詐欺の受け子1名を検挙しております。
⑶ 交通事故発生状況
 人身・物損事故とも減少しており、人身事故にあっては約28%の大幅減少となりました。その中で、交通死亡事故が2件発生しており、前年と同数になっております。
 交通事故の態様や特徴については、
   ① 出勤・帰宅時間帯に多発
   ② 国道6号上では、交差点やその付近での追突事故が多発
   ③ 町道等では、交差点での出会い頭事故が多発
   ④ コンビニ等の駐車場での接触事故が多発
   ⑤ 前方不注視や安全不確認等の漫然運転が事故原因の大部分を占める
 ということになっております。
⑷ 交通死亡事故の発生について
 本年1月30日の深夜、山元町坂元地内の国道6号上で、軽乗用車がスリップして対向車線にはみ出して対向してきた大型トラックと正面衝突し、軽乗用車の運転手が亡くなる事故が発生しております。この夜の天候は雪であり、路面は圧雪状態でした。
協議事項
⑴ 亘理警察署管内の仮設住宅の現状と問題点について
○ 地域課長
ア 亘理暑管内の仮設住宅の現状
 震災後、亘理・山元両町に13地区、2,156戸の仮設住宅が設置されたのですが、震災発生から5年を間近に控え、被災者は順次生活再建に取り組んでおり、自宅の再建や災害公営住宅への入居などにより転出が進んでいる状態にあります。平成27年末の入居率は2割を切ったところまで来ておりますが、被災者の中には再建の目処が立たずに残留している方もおり、町側としても仮設住宅の早期解体や集約ができていない現状にあります。
 仮設住宅の入居者の推移を見ますと、この2年ほどで加速度的に減っており、本年1月末の入居率は17.1%にまでなり、災害公営住宅が入居可能となってきていることが大きな要因としてあげられます。特に、亘理町旧舘の仮設住宅におきましては、現在の入居者は「0」と言う状態になっております。
イ 仮設住宅の管理上の問題
 仮設住宅の管理上の問題についてですが、仮設住宅の多くが空室で入居世帯が閑散としており、また、亘理町にあっては常駐していた役場職員も引き上げ、防犯対策が懸念される状態にあります。山元町の仮設住宅にあっては、エアコンの室外機が盗まれそうになる事案も発生しております。亘理町では、防犯対策として、民間の警備会社に夜間の巡回警備を委託しているところです。
ウ 警察における対策
 このような状態を踏まえ、警察では、
  ・ パトカーや徒歩警らによる警戒
  ・ 受持警察官による訪問
  ・ 警察本部から業務委託を受けた業者による見回り事業
を講じているところです。
エ 今後の課題
 上記対策を講じているとしても、管内の仮設住宅は13地区にわたっており、空室が大半であることから、警察の目が届かない部分も出てきているので、窃盗や放火の被害発生が懸念される状況にあります。
 そこで、
  ・ 仮設住宅の周辺地域を含めた付近住民の防犯意識を向上させるための効果的な取組み方策
  ・ 当署に対する要望
  ・ 委員の方々が感じている治安上の問題点
などがあれば、意見をいただきたいと存じます。
○ 会長
 私も被災者であり、最近まで山元町の仮設住宅に居住しておりましたので、その実情を紹介します。今年の4月には宮城病院近くの公営住宅が完成し、大幅に仮設住宅の入居者が減少する予定です。その中で、将来の見通しが立たず、その後も仮設住宅に残りたいと意思表示しているのは少なくなっております。山元町役場としては、そのような世帯を町民グランドの仮設住宅に集約したいと考えているようです。
 入居者の減少により、コミュニケーションを図るために会合などの場を設けても人が集まらないのが現状です。また、地区によっては自主警備隊を組織したところもありましたが、今は聞かなくなりました。このように、住民の減少が地区の活動に影響を及ぼしていることは確かであることから、将来の見通しが立たずにそのまま仮設住宅に残ろうとしている世帯を町民グランドの1カ所に集約することも必要なのではないかと思えてきます。 
 仮設住宅については、現在のところ、街灯が点いているので良いのですが、居住者数の減少を理由に街灯設備を取り外されたりすると防犯上も困ることになります。
○ 署長
 空き家になると、いろいろな者が立ち入る可能性や放火の危険も考えなければならないため、住まなくなった仮設住宅地区については、順次解体して空き家をなくすよう関係役場に申し入れをしたいと思っております。
○ 地域課長
 今後、仮設住宅地域で防いでいきたいのは、空き家対策として、放火や窃盗事件などの予防ですが、そのためには、事前に危険箇所を把握していきたいと思って取り組んでおります。居住者が減ると死角が増えることから、そのような場所を重点としたパトロールに当たりたいと思っております。また、ゴミ出しなどのマナー違反が目につくので注意して欲しいなどとの要望も寄せられていることから、地域警察官による各家庭の巡回による防犯指導と要望の聴取に引き続き力を入れていくことにしております。
○ 委員
 仮設住宅の中で、若い人たちが仮設住宅を出て年寄りだけが残っているというようなケースはあるのでしょうか。
○ 地域課長
 そのようなケースはよくあります。家族で二つの仮設住宅を借りていたものが、若者だけが仮設住宅を出て年寄りが残っても、世帯数は減らずに仮設住宅の利用戸数が減るというような統計に表れてきております。つまり、家族の分離が進んでいることが見受けられるのです。
○ 会長
 そのようなケースで問題も起きております。世帯を分離しないで親だけを仮設住宅に残しておけるかということです。行政では、家族は一緒に移るように指導しております。また入居は5年という期限があり、この期間を過ぎて残れるのは、災害公営住宅に入居を予定していて、未だ公営住宅が完成していない方々に限られます。地区のよっては、家を改築して子どもだけで住んでいるような世帯もありますが、このような世帯には、一緒に住むようにと進めております。そうでなければ、世帯を分離して、災害公営住宅などに住むことになります。基本は、いつまでも仮設住宅にはいられないということです。期限が来れば出なければならないのです。仮設住宅への入居時期もありますが、ここ1年で、はっきりすると思います。
 警察には、このような仮設住宅の事情があることを知っていただきたいと思います。
⑵ 亘理警察署速度取締り指針について
○ 交通課長 
 亘理警察署速度取締り指針につきましては、前回の協議会で説明しているとおりです。
 当署速度取締り指針の見直しについては、過去3年間の交通死亡事故・重傷事故の発生統計を基にし、半年ごとの見直しを加えていくことになっており、平成27年の統計を加えて過去3年間の統計を取ったところ、修正を加える部分が出たことから、今回の協議会で協議していただくことにしました。
 修正を加える部分については、速度取締りを推進する時間帯になります。これまでの指針では、
   6:00~10:00 16:00~20:00
としておりましたが、過去3年間の統計から
   6:00~9:00 18:00~21:00
と修正することについてであります。この時間帯は朝・晩の通勤や帰宅時間帯になりますが、その時間が若干ずれたことになります。
 事故分析による統計から導き出された時間帯ですので、この時間に合わせ、当署では速度取締りを重点とした交通違反の取締りや交通事故防止を主眼とした重点警戒を実施することになりますので、協議願います。
○ 会長
 交通課長から説明がありました亘理警察署速度取締り指針について協議しますが、意見はございますか。特段意見がないようですので、そのように進めていただきたいと存じます。
⑶ その他(意見・要望)
ア 反射材の活用促進について 
○ 委員 
 通勤や通学者の帰宅時間帯に車を運転していて、歩行者や自転車の利用者の発見が遅れ、ヒヤッとする場面が何度かありました。それらの人たちのほとんどの人が反射材を付けていなかったのです。反射材はとても有効だと思われるので、反射材の利用促進についての運動を交通安全運動期間だけではなく、常時、啓蒙・啓発運動としてできないものでしょうか。
○ 交通課長
 死亡事故の分析結果からも、夜間の歩行者が被害になっていることが大きな問題となっていることから、県警では、今年1年間、反射材を活用して重大事故に遭わないようにとの広報に力を入れることが重点として示されております。当署でも、あらゆる会合の機会を捉えての広報や、警戒警ら時に見かけた際の個別指導に力を入れていく所存でございます。
イ 自転車のイヤホン利用について
○ 会長
 イヤホンを耳に差し込んだまま自転車を運転している若者を見るときがありますが、そのようなことが原因での交通事故の発生はあるのでしょうか。
○ 交通課長
 亘理暑管内でのイヤホンを利用した自転車による交通事故の発生はありません。イヤホンを耳に入れての自転車の運転は危険であることから、見かけたら注意するようにしております。
ウ 高齢者の万引き事案について
○ 委員
 事件の検挙数の報告の中で、高齢者の万引きが増えていると伺いましたが、それは、認知症によるものなのか、刑務所に入りたくてやってしまう常習者によるものなのかなど、詳しく説明をいただきたいと思います。
○ 刑事課長
 当署で扱った事件では、認知症や刑務所への入所を希望するような者の犯行はありませんでした。生活が苦しくて万引きをしてしまうという動機が多いようです。
 万引きをする人たちはお金がないのかなというとそうではなく、ほとんどの方は買えるだけのお金を持っております。お金を使うのがもったいないし、いくらかでも使う金を減らしたいと思って盗みに走っていると感じることが多々あります。
エ パトロールカードについて
○ 委員
 2週間ほど前に、自宅の郵便受けに入っていたものですが、「パトロールカード」と書いてありました。どのようなものなのでしょうか。
○ 地域課長
 パトロールカードは地域警察官が、訪問したときに不在だった場合や、夜間に警戒のために立ち寄ったときなどに、「誰が、何時に立ち寄って異常がなかったか」などを記載し、そこの居住者に知らせるためのものです。
○ 会長
 確かに良いものですね。安心感を覚えますし、警察のご苦労も感じます。今後も続けて下さい。
 ほかに無いようですので、これで協議を終了します。
次回開催予定について
 平成28年第2回の協議会は、平成28年5月下旬から6月上旬に計画したいと思います。
閉会挨拶(副会長)
 以上を持ちまして、平成28年第1回亘理警察署協議会を終了いたします。


平成27年

第4回 平成27年12月18日(金) 午後 1時25分から  午後 2時40分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下6人
2 警察署側  署長以下9人
議事概要
開会
 委員6人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 年末のお忙しい中を委員の方々にお集まりいただきありがとうございます。12月に入り、亘理署員の方々は苦労されているのではないでしょうか。新聞を見ますと、事件報道のない日はなく、時折亘理署の記事も目にしますので、一町民として、亘理署員が頑張ってくれているのだなと感じ、ありがたく思っております。
 我々委員も力になれると言うほどではないのですか、協議会委員として亘理署の役に立てればと思っております。
 今日もいろいろな議題がございますので、委員の方々には忌憚の無いご意見をいただきますようよろしくお願いいたします。
(2) 署長
 今年最後の協議会ですので、今年の総括をさせていただきます。
 今年一年、当署管内での大きな事件・事故の発生はございませんでした。暴行や窃盗などの刑法犯の認知件数を見ますと、11月末現在、県内での発生は、
    16,421件
で、13年連続の減少、前年対比で-5%であるところ、亘理警察署だけは+20%で増加率は県下で一番になっております。警察としては、起きた事件を検挙することに努力するのはもちろんですが、犯罪を発生させないことについても、もっと力を入れてまいりたいと考えているところでございます。
 県内の交通死亡事故については、昨日(12月17日)までで61人となっており、宮城県警が抑止目標としている60人以内に抑えようとして努力してきたところですが、12月の声を聞いた途端に増加し始めている状況にあります。当署管内におきましては、8月30日に山元町高瀬において発生した自損の死亡事故が1件発生しております。
 連日報道されております振り込め詐欺でございますが、県内では発生が310件を超え、被害総額は約8億7,000万円にもなっております。当署管内におきましても5件発生しており、被害総額が約1,400万円にもなっている状況にあります。
 このような状況を踏まえて12月15日からは「年末年始特別警戒」を実施しており、パトカーによる警戒警らを強化して凶悪事件や振り込め詐欺の未然防止、さらには交通事故の抑止に努めているところでございます。
 本年最後の協議会でございますので、本年の警察活動に対する総括や、来年の当署の活動に望むことなど忌憚の無いご意見をいただきたいと思います。
議事録署名委員の指定
 平成27年第4回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
 年末年始特別警戒取締りの実施について
 ○ 生活安全課長
 【実施期間】
 ⑴ 年末特別警戒取締り期間
   平成27年12月15日(火)から同月31日(木)まで
 ⑵ 年始特別警戒取締り期間
   平成28年1月1日(金)から同月7日(木)まで
  【実施重点】
  ⑴ 地域の情勢に則した犯罪抑止対策の推進
  ⑵ 犯罪多発地帯を重点とした警戒活動の推進
  ⑶ 金融機関・コンビニエンスストア等に対する被害予防対策の推進
  ⑷ 特殊詐欺被害防止対策の推進
  ⑸ 雑踏事故防止対策の推進
  ⑹ 飲酒運転の根絶と交通死亡事故抑止対策の推進
  以上のとおり推進してまいります。
   当署管内の特別警戒取締対象としては、
     ○ 金融機関  ○ ATM設置箇所
     ○ コンビニエンスストア  ○ 災害復興関連施設
を重点に、警戒に当たっております。
 また、初日の12月15日には、荒浜地区の「にぎわい商店街」において、「年末年始特別警戒に伴う出動式」を実施し、亘理町長、山元町長、両町の防犯実働隊員など約60名、車両20台が参加しております。
 振り込め詐欺を防止するための当署独自の取組みとしましては、
   ○「ATM135」
   ○「亘理はらこめし運動」
という施策も展開しております。
 次に、オレオレ詐欺を当署において検挙した事例を紹介します。
 10月9日、亘理町内の被害者の家に息子を名乗る男から電話があり、おかしいと思った被害者がすぐに当署に通報し、被害者にはだまされたふりをしていただきました。犯人が指定する場所まで警察官と一緒に行き、現金の受け取りに現れたところを詐欺未遂の現行犯として逮捕した事例です。犯人は「受け子」といわれる16歳の少年であり、お金欲しさにアルバイト感覚で犯行に加わっていた状態でした。
 このように、当署では振り込め詐欺については、防止と検挙の両面で対策を立てており、これ以上振り込め詐欺を発生させないという心構えで望んでおります。 
 年末年始特別警戒取締りは始まったばかりですが、凶悪犯罪は1件も発生させないという心構えで取り組んでまいります。
 ○ 会長
 報告ということですが、何かご意見はございますか。
○ 委員
 犯人の中に、亘理・山元町に関係する人はいたのですか。
 他県の者が、仲間に依頼されて来ただけということでしょうか。
○ 生活安全課長
 他県の者です。電話をかけてきた者は特定できておりません。「受け子」を依頼した者とは知らない者同士であり、先輩などを通じて
「宇都宮駅に行って、このような人がいるから、荷物を受け取って来い。」などと言われ、アルバイト感覚で来ていたようです。
○ 副会長
 「受け子」の人は、振り込め詐欺に荷担していることは全く意識していなかったのでしょうか。
○ 署長
 逮捕された者は、振り込め詐欺の「受け子」が犯罪であるであることは認識していたが、それなりの報酬もあるということで荷担してしまったなどと説明しております。
○ 会長 
 特に意見もないようですから協議事項に移ります。
協議事項
⑴ 当署における誤逮捕事案について
○ 署長
 今回の案件は、免許取り消し処分は決定していたものの、その処分手続きが終わっていない状態の者を無免許運転として逮捕してしまった事案でございます。
 今回の事案を受け、亘理警察署では再発防止の方策として、一つ目は「適正捜査の日」を制定し、捜査手続き等を勉強する機会として「亘理日就塾」を開講し、二度とこのような事案を起こさないように再発防止に努めているところであります。
○ 会長
 署長から説明がありましたが、ご意見ございますか。
 ご意見が無いようですので、そのように進めていただきたいと思います。
⑵ 白石署員による窃盗事案について
○ 署長 
 窃盗事件を起こしたのは、白石署の駐在所に勤務する24歳の巡査であります。今年の9月16日、山形県に家族旅行に行った際、宿泊した旅館の女性用脱衣場からスマートフォンなどが入った巾着袋1個を盗み逮捕された事案でございます。
 この警察官は、刑事処分としては起訴猶予となりましたが、警察部内の処分については停職6か月となり、同日、退職しております。
 再発防止策についてですが、このような事件を起こした場合は職を失うほか、社会的反響が大きいし、一生懸命に仕事をしている同僚警察官への影響も計り知れないということで、ことあるごとに再発防止のための指示をしているところであります。
○ 会長
 ただいま説明がありましたが、質問ございますか。
 上司も注意はしているのでしょうが、今後も引き続き指導をお願いいたします。
 次にまいります。
⑶ 亘理警察署速度取締り指針について
○ 交通課長
 「亘理警察署の速度取締り指針」については、県警のホームページに掲載しているものでございます。警察内では、件数主義にとらわれず、事故に結びつく速度違反を取締りしなければならないということで、事故が多発している危険な場所での取締りをしていることを公表し、このように明記しているところでございます。
 当署の場合は、国道6号沿いに逢隈エリア・亘理エリアなどに5分割し、そのエリアにおいて速度取締りを重点的に行うという指針を示しております。
 ここで、昨年の交通事故の発生状況を見ますと、人身事故総数が180件であり、今年は12月15日現在で129件で前年比で-51件で大幅な減少になっております。交通死亡事故については、1件の発生で、前年比-1件であります。
 事故が減っているので、速度違反の取締り件数が増えているのかというとそうではありません。当署では交差点関連違反であります信号無視や一時不停止違反を重視して取締りを実施しております。その理由については、事故の発生実態を分析した結果、国道6号線では直線道路における追突事故が半数以上を占めており、町道にあっては交差点における出会い頭による事故が過半数になっている状況にあることがわかりました。そのために、町道における交差点関連違反の取締りを重点的に実施しております。
 国道6号にあっては、重点エリアとして速度違反の取締りを行わなければならないところでありますが、国道6号では警察官の姿を見せるための交差点における定点監視や、シートベルトの違反、交差点関連違反の取締りに重点を置いた活動を進めてまいりました。
 県道にあっては、数的には発生数が少なく、通常の警戒や交通取締りで対処している状況にあります。
 以上のように、今年の取締り状況と事故の発生状況を踏まえ、来年に向けての取締り指針については、今年と同様に取り組んでまいりたいと思っております。
 重点エリアの設定については、過去10年間の事故発生の傾向を見て決定し、逐次見直すことにしております。
○ 会長
これまでの説明についてご意見はございませんか。
○ 委員
 国道6号で恐いのは、コンビニへの出入ですね。こちらが気をつけていても追突されるのが恐いのか、急いでコンビニに入ろうとする車があり、はっとすることがあります。
○ 署長
 国道6号の追突事故は、やはりコンビニなどの道路沿いの店舗に入ろうとして減速したところに追突される形態が多いですね。
○ 会長
 国道6号沿いにある葬祭会館の前で、葬祭会館から出る車のためにガードマンに停止を求められたので停まったら、後続車に追突されたことを知人から聞きました。
○ 委員
 私も何度か恐い思いをしているので、国道6号線のパトロールをお願いしたいと思います。
○ 署長
 今後、亘理警察署としましては、引き続きパトロールを実施するとともに、営業車を多数抱えている事業所などに対する交通安全教育や指導の機会がありますので、国道沿いの店舗などへの出入方法や交通事故防止について指導、協力をお願いしてまいりたいと思います。
 交通取締りに関しては、「取締りのための取締りになっていないか」との指摘が国家公安委員会からも出されたことがありました。交通取締りは、交通事故抑止のために交通事故の多発地域でするのが当たり前のことでありますので、そのように進めてまいりたいと思っております。
○ 会長
 その他、意見が無ければ協議事項を終了し、次にまいります。
その他、意見、要望
  ⑴ 高齢者宅訪問等安全指導員の訪問について
○ 委員
 昨日、「シニアの交通安全・生活安全」というチラシをいただきました。2人の方が来たのですが、聞いてみると「警察から頼まれている」と言っておりましたのが、警察では、このようなことも委託しているのでしょうか。
○ 地域課長
 この活動は、「高齢者等訪問事業」と言い、昨年の8月から県警本部で委託した業者が、被災地の高齢者宅を訪問し、防犯や交通安全について、チラシを配りながら被害に遭わないように呼びかけをしているものです。
 平成28年3月末までの契約で、警察から委託している事業の一環になります。
○ 会長
 ほかに無いようですので、次回の開催を決めたいと思います。
次回開催予定について
 次回、平成28年第1回亘理警察署協議会の開催について、警務課長から来年2月下旬を予定しており、具体的な日程及び協議事項等については決定次第連絡する旨の報告があった。
閉会挨拶(副会長)
 以上を持ちまして、平成27年第4回亘理警察署協議会を終了いたします。

第3回 平成27年9月30日(水) 午後 3時30分から  午後 5時00分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下7人
2 警察署側  署長以下8人
議事概要
開会
 委員7人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 過ごしやすい季節となりました。委員の皆様におかれましては、お忙しい中をお集まりいただきありがとうございます。交通安全運動も今日かぎりとなりましたが、大きな事故はなかったのかなと気にかかるところです。仮設住宅に住んでいて、子供たちの元気な姿とあいさつを聞くと、年2回のこういう機会もいいものだと思います。新聞などの報道で、毎日のように殺人事件などの凶悪事件が目に付きますので警察も大変だと思っております。警察の方々には、体を大事にして仕事に励んでいただきたいと思います。
 本日もお互いに意見を出し合い、有意義な協議を行って参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(2) 署長
 亘理警察署長の阿部でございます。
 会長のあいさつにもありましたとおり、連日のように殺人事件の報道があり、県内では若柳署管内の女性死体遺棄事件が報道されております。統計的に見ますと、殺人事件が増えているわけではありませんが、連日のように報道され、発生が多いと感じられるのだと思います。当署管内を見ますと、刑法犯の認知件数が178件と前年比較で4割増であり、県内では突出した増加になっております。交通関係については、交通事故の発生件数、負傷者とも減少しているのですが、8月30日に山元町内の農道で死亡事故が発生し、死者が1名となっております。
 本日は、協議事項として今年4月に本部の警ら隊員が飲酒運転事故を起こした件の報告をさせていただき、また、風俗営業関係の条例改正についてもご意見をいただく機会を設けさせていただいておりますので、忌憚のないご意見を聞かせていただきたいと思っております。
議事録署名委員の指定
 平成27年第3回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
平成27年8月末における亘理警察署管内治安情勢について
◎ 警務課長
 8月末までの治安情勢についてご説明します。
 【発生状況について】
 犯罪情勢については、今年8月末までの刑法犯認知件数は178件となっており、昨年と比較して48件増加しております。
 増加のうち、主だったものとしては、窃盗犯が+52件 
        うち ○ 侵入盗 +11件
            ○ 非侵入盗 +48件
            ○ その他窃盗犯 -7件
となっております。
 振り込め詐欺については
    ○ 平成26年中   7件 約800万円の被害
   ○ 本年8月末までで 3件 約460万円の被害
 の届け出があり、被害の特徴としては、息子をかたる「オレオレ詐欺」の発生が増加しております。
 被害防止の取組としては、金融機関に
   ○ ATMでの声がけ 
   ○ 一定額以上払い戻しのチェック
などの積極的な推進について引き続きお願いしております。
 また、当署独自の取組として、「はらこめし運動」を継続して展開し、被害防止に当たっているところです。
 【検挙状況について】
 今年8月末における刑法犯の検挙件数は56件44名となっており、前年同期比で
   ○ 検挙件数   +12件
   ○ 検挙人員   +15人
となっております。 
 内訳としては、万引きや車上ねらい、忍込み等の窃盗犯のほか、器物損害や暴行・傷害の犯人を検挙しております。
 【交通事故発生状況】
  管内全体での交通事故発生状況は、
     ○ 人身事故  98件  前年同期比 -32件
     ○ 物損事故 613件  前年同期比 -24件
と減少が見られ、特に人身交通事故にあっては大幅に減少しております。
 交通事故の特徴としては、
    ○ 出勤及び帰宅時間帯に多発
    ○ 国道6号上の商店等路外施設出入口付近での追突事故の多発
    ○ 町道等見通しの良い交差点での出会い頭事故の多発
などがあげられ、原因としては、
    ○ 前方不注視等の漫然運転が多い
状況にあります。
 その中で、交通死亡事故が1件発生しております。8月30日の午後1時30分ころ、雨天の中、見通しの良い直線道路で71歳のベテランドライバーが道路左脇の電柱に衝突した自損事故になります。今後の事故防止対策として、パトカーによる赤色灯を点灯した警戒活動や飲酒運転取締り、事業所に対する安全運転広報、道路管理者による道路点検など、様々な対策に取り組んでおります。
 以上、8月までの治安情勢の報告とさせていただきます。
◎ 会長
 報告ということで、特に意見もないようですから次に移ります。
協議事項
⑴ 機動警ら隊員による道路交通法違反(酒気帯び運転等)事案について
◎ 署長
 違反を起こしたのは県警本部の機動警ら隊に勤務する27歳男性巡査です。本件は、6月14日午前2時55分ころ、仙台市泉区泉ヶ丘の国道4号を酒を飲んだ状態で車を運転して道路脇のガードレールに衝突し、車を放置して逃げたいう案件です。一旦自宅アパートに帰ったものの、その後、現場に戻ったところを泉署員に逮捕されております。同巡査は独身でアパートにひとり暮らしでした。
 交通違反の刑事処分については罰金30万円で、警察内部の処分については懲戒免職となっております。
 本県では、全国に先駆けて、「飲酒運転根絶条例」を制定し、まもなく10年になろうとしている矢先の事故でございました。
 当署では、このような不祥事案を防止するため、基本として「やってはならないことはやるな」という意識を徹底して指示しているところでございます。また、このような不祥事案を起こすと、本人やその家族、また職場にどのような影響があるのかを幾度となく説明しております。また、警察官が逮捕されれば、個人の名前のみではなく、警察官として報道されることを認識して欲しいということも教養しております。
◎ 会長
 少なくはなっているのでしょうけれども、看過できませんね。モラルの問題なのですかね。
◎ 委員
 モラルと言うよりも、酒が入ると自分がわからなくなってしまうのでは。一定の量を超えると何をするかわからなくなる人がいます。警察官という意識がなくなり、どうしてもラーメンが食べたくなるというように「だだっ子」になってしまった。どこまでが一定の量なのか。非常に難しい問題と思います。
◎ 署長
 我々幹部も、職員に対しては「酒は飲んでも飲まれるな」ということを口酸っぱく言っているところです。
◎ 委員
 酒量の基準を超えた人は、その時何かを起こさなくてもいずれは大事を起こすものです。今回の事案は自損事故のようですが、考え方として、私はそれで結果的に良かったのかなとも思います。大きな事故になる前にこのくらいで済んだという見方もあるからです。一度やる人は二度、三度とやるものです。
◎ 会長
 なかなか決め手がないと言うことですが、亘理署からこのような事案を出さないようにも、引き続きこれまでのような対策を続けて欲しいと思います。
 それでは、次の協議事項に移ります。
⑵ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例等について
◎ 生活安全課長
 風俗営業法が、このたび改正になりました。
 ダンス営業の一部を風俗営業から除外したことと、許可営業の細部については各県の条例で定めることがさだめられ、県警本部において条例案を作成中ですが、皆さんの意見も参考にされると言うことで、事前に、各委員に個別に説明し、出していただいた意見を集約しております。
 条例で定める項目については
  ○ 風俗営業の延長許容地域
  ○ 延長許容地域における風俗営業の営業時間の拡大
  ○ 特定遊興飲食店営業の営業場所、営業時間の拡大
  ○ ゲームセンターへの子供の立ち入り、立ち入らせ時間を保護者同伴で設ける
があげられております。
ア 風俗営業の許容地域の拡大について
 風俗営業は午前0時までの営業となっており、仙台市青葉区国分町の一部が午前1時までと許容されているが、その地域を拡大してはどうかということでございます。
 事前の聴取では、要約すると
・ 遅い時間まで稼働することにより、経済効果が上がる傾向も認められるが、それぞれ対象となる地域の意見を吸い上げ、真に必要があるか否かを決めることが得策と思われる。 さしずめ亘理を営業延長許容地域にする必要はない。
・ なんでも緩和することには疑問がある。
 一定のルールを決めておかないと、どんどん治安が悪くなるのではないか。
 店周辺に居住する住民には迷惑な話である。
・ 営業延長許容地域を拡げる必要はないと考える。騒ぎたい人達は、国分町で騒げば良いのではないか。
・ 国分町のような店舗が立ち並ぶ歓楽街ならまだしも、人が住んでいる町に営業延長許容地域を作ることには反対である。
という意見が出ました。
イ 風俗営業の営業延長許容地域の営業時間延長について
 次に、営業延長許容地域の営業時間を午前1時からさらに延長することについてはどうかということです。
 事前の聴取結果を要約すると、
・ なんでも緩和することには疑問がある。
 一定のルールを決めておかないと、どんどん治安が悪くなるのではないか。
・ 復興工事等で対象店舗は儲かっていることから、少しでも営業時間を延長したいのかもしれないが、酔客は、店内だけでなく店外でも騒ぐことから、深夜まで店外で騒がれることが予想され治安が悪化するのではないか。
・ 午前0時までの営業で十分と思われる。
 営業時間が延長されれば、周辺住民に迷惑がかかると思う。
・ 深夜までの飲酒で帰宅手段がなくなることから、飲酒運転をする者が増加するのではないかと心配される。
という意見が出ました。
◎ 委員
 風俗営業者の方からの要望があったのでしょうね。風俗営業の業者はどれくらいあるのですか。
◎ 生活安全課長
 県内には、パチンコ店も含めて1,769店舗の業者があり、仙台中央署管内に1,198店舗が集中しております。亘理署管内では、パチンコ店の4店舗のみになります。
◎ 委員
 郡部では難しいのではないでしょうか。私は、一定のルールの中でやった方が良いと思います。東京などの都会と一緒にする必要はなく、宮城は宮城のルールでこれまでどおりで良いと思います。時代が変われば、またその時に考えれば良いと思います。
◎ 副会長
 通勤、通学への影響があるのではないですか。それが心配でなりません。影響のない方向でお願いしたいと思います。
ウ 特定遊興飲食店営業の営業地域、営業時間の拡大について
◎ 生活安全課長
 深夜(午前0時~午前6時)に酒を提供し、ダンス、ゲームができるクラブ等(昔で言えばディスコ)の店が「特定遊興飲食店営業」となり、24時間の営業が可能となります。このような営業所になり得る店舗が国分町に4店舗ありますが、その営業区域を拡大してはどうかということです。
 事前の聴取結果を要約すると、
・ 営業地域の拡大に伴い、各地区で24時間営業する店舗が増えることは、治安の悪化が予想されることから反対である。
・ 24時間営業する店舗には若者が多数集まると考えられ、それに伴う様々なトラブルが増えるのではないか。
・ このような店舗が全てなくなると困る人もいるだろうから、国分町の一部だけを許容地域としてはどうだろうか。
 許容地域を他の地域に拡大する必要はないし、亘理地区に許容地域はいらない。
・ 同種店舗が乱立する国分町での営業は仕方がない部分もあるが、他の地域に拡大する必要は感じられない。
という意見が出ました。
◎ 委員
 密集しているからこそ成り立っているのではないですか。ほかの場所には必要ないと思います。
◎ 生活安全課長
 「特定遊興飲食店営業」の営業区域の拡大に合わせ、営業時間を24時間ではなく、午前5時から午前10時までの間の営業を条例で規制出来ることになり、合わせて意見を伺います。
 事前の意見を要約すると
・ 生活に必要な食料や物品を販売しているコンビニエンスストアとは違いがあり、24時間営業する必要性は感じられない。
・ 一気に緩和するのではなく段階的に緩和していくのが良い。
・ 付近に住んでいる人達に何らかの迷惑がかかるし、店で働く人の労働環境を考えても24時間営業の必要は認められない。
などの意見が出ております。
◎ 委員
  若者のケンカやトラブルが絶えない中で、あえて24時間営業にするということが問題提起されてくることが矛盾しているように感じられる。国分町内の営業だけで良いのではないかと思います。 
エ ゲームセンターに対する年少者の立入り制限時間について
◎ 生活安全課長
 現行法では、法律で18歳未満の者は午後10時以降を立入禁止、条例で16歳未満の者の午後6時以降を立入制限としています。
 今回の改正に伴い、条例により、時間と年齢を定めた立入り禁止と、時間と年齢を定めた保護者同伴制限を条例で行うことができることになりましたが、立入り時間の規制緩和を求める要望が強く、現状より遅い時間の立入りを認めるべきとの考えもあります。
 事前にいただいた皆さんの意見を要約すると、 
・ 学生であれば夜遅くまで遊ぶ必要はないことから、規制緩和の必要性はない。
・ 子供の時こそ厳正なルールを決め、それを守らせることが必要と思われることから緩和の必要はない。
・ 生活スタイルも夜型と変わっていることから、小学生は午後6時まで、中学生は午後7時まで、高校生は午後8時まで等と段階を分けてはどうだろうか。
などというものでした。
 また、保護者同伴の場合の立入り制限時間についての意見は
・ 今の子供たちが保護者同伴でゲームセンターに行くことは考えられず、保護者同伴による規制緩和は意味がない。
・ まずは時間を守るルールを教えるべきであり、緩和は必要ないと思われる。
・ 時代の流れから、保護者同伴であれば若干の延長は構わないのではないだろうか。
・ 子どもを夜間ゲームセンターに連れて行く保護者はどのようなものか。
などというようなものでした。
◎ 会長
 否定的な意見が多いようですが、ほかにありませんか。なければ、本日の協議は以上になります。
その他、意見、要望
  ⑴ 防犯カメラの設置について
◎ 委員
 昨年の協議会で出た話ですが、亘理暑管内に防犯カメラを設置するということについては、どのようになっているのでしょうか。
◎ 生活安全課長
 今年になりましてから、亘理駅の悠里館の階段通路に設置されていたものが新しくされ、荒浜地区の回廊商店街にも震災復興事業の一環として設置されております。
 山元町分については、コンパクトシティの駅周辺に設置していただくよう山元町役場に要請しているところです。
⑵ 駐在所の移設について
◎ 署長
 坂元駐在所、荒浜駐在所の移設の進捗状況について説明します。
 坂元駐在所については、新坂元駅周辺のコンパクトシティ内に移設する検討をしております。
 荒浜駐在所については、元の駐在所からもう少し内陸側の土地などを検討中です。 
次回開催予定について
 次回、平成27年第4回亘理警察署協議会の開催について、警務課長から本年12月初旬を予定しており、具体的な日程及び協議事項等については決定次第連絡する旨の報告があった。
閉会挨拶(副会長)
 今回も貴重な意見をありがとうございました。過ごしやすい時期になりましたが、亘理署員には、本日委員から出されました意見を参考に仕事に取り組んでいただきたいと思います。
 本日は、大変ご苦労さまでございました。

第2回 平成27年6月16日(火) 午後 2時00分から  午後 3時30分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下5人
2 警察署側  署長以下9人
議事概要
開会
 委員5人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
(1) 会長
 委員の皆様におかれましては、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。先日の6月9日は語呂合わせから「ロックの日」ということであり、鍵かけを呼びかける日とのことです。全国での空き巣事件の発生件数の一日平均が256件もあるとテレビで放送しておりました。そのような事件に対処する警察の仕事は大変だと思い感謝しております。
 本日もお互いに意見を出し合い、有意義な協議を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(2) 署長
 4月16日に着任しました亘理警察署長の阿部でございます。
 委員の皆様にはお忙しい中をご臨席いただき、また、日頃から警察業務にご理解を賜りまして誠にありがとうございます。
 新体制になり2ヶ月半が経過し亘理警察署での勤務に慣れ、地域の安心安全のために全力で頑張っているところでありますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 当署管内の治安情勢については、後ほど詳しくご報告申し上げますが、今年はこれまでのところ、大きな事件・事故の発生はございません。
 治安を見るひとつの指標として、人口千人当たりの刑法犯認知件数があります。去年の数字ですが、換算しますと宮城県全体では千人当たり8件の発生があり、一方、亘理署管内では5件ですので、治安は、県下レベルでは良い方だと自負しているところです。
 交通情勢に関しましても、関係機関・団体のご協力により、今年に入ってからは、交通死亡事故等重大事故の発生がない状況にあります。しかしながら、復興事業が本格化し、新しい町づくりが進み、それに伴って道路状況が変化しております。
 警察としては、その新しい道路状況に的確に対応し、事故防止に配意した交通規制を行っていきたいと考えております。これを踏まえまして、本日は、東日本大震災復旧工事に伴う交通情勢についてご説明し、ご協議をいただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
 当署としては、住民の視点に立った警察活動、運営に努めてまいりますが、至らない面も多々あろうかと思います。委員の皆様には、警察にとって「耳の痛い話」を含め、忌憚のないご意見を賜りたいと存じますのでよろしくお願い致します。
議事録署名委員の指定
 平成27年第2回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
平成27年5月末までにおける亘理警察署管内治安情勢について

~警務課長~
 5月末までの治安情勢についてご説明します。

【発生状況について】
 犯罪情勢については、今年5月末までの刑法犯認知件数は93件となっており、昨年と比較して32件増加しております。
 増加のうち、主だったものとしては、窃盗犯が+31件 
        うち ○ 侵入盗  +5件
            ○ 非侵入盗 +24件
            ○ その他窃盗犯 +2件
となっております。
 振り込め詐欺については
  ○ 平成26年中    7件 約800万円の被害
  ○ 本年5月末までで 5件 約500万円の被害
の届出があり、昨年中の被害の特徴としては、「融資保証金名目、社債購入名目等」が多かったのですが、今年は、息子をかたる「オレオレ詐欺」の発生が増加しております。
 被害防止の取組としては、金融機関に
  ○ ATMでの声がけ 
  ○ 一定額以上払い戻しのチェック
などの積極的な推進についてお願いしております。
 また、当署独自の取組として、新聞でも取り上げられましたが、「はらこめし運動」と題した広報啓発活動を展開し、被害防止に当たっているところです。

【検挙状況について】
 今年5月末における刑法犯の検挙件数は35件27人となっており、前年同期比で
  ○ 検挙件数   +12件
  ○ 検挙人員   + 8人
となっております。 
 内訳としては、万引き、かっぱらい、自動車盗や忍込み等の窃盗犯の検挙が増加しています。

【交通事故発生状況】
 管内全体での交通事故発生状況は、
  ○ 人身事故  55件  前年同期比 -35件
  ○ 物損事故 380件  前年同期比 - 2件
となっております。 
 人身交通事故が大幅に減少しておりますが、物損事故については、亘理町でやや増加し、山元町でやや減少していることから、管内全体としては横ばい状態と言えます。
 交通事故の特徴としては、
  ○ 出勤及び帰宅時間帯に多発
  ○ 国道6号上の商店等路外施設出入口付近での追突事故が多発
  ○ 町道等見通しの良い交差点での出会い頭事故が多発
  ○ 事故原因は、前方不注視等の漫然運転が多い
などがあげられます。

◎ 会長
 仮設住宅から復興住宅などに移った人たちの中には、自宅に鍵をかけていなかったため泥棒に入られた人がいると聞きましたが、そのような被害の発生はありますか。
◎ 刑事課長 
 会長の話したような被害の事実があります。
 仮設住宅に住んでいたときのコミュニティの感覚のまま、復興住宅へ移転した後も玄関に鍵をかけない人もいるようです。
 そのほかにも、先ほど説明がありました、車からお金などを盗む「車上狙い」という手口の被害の場合も、ほとんどが車に鍵をかけていない状態です。被害は、亘理町に限らず山元町でも発生しているので、協議会委員の方からも地域に戻りましたら、鍵をかけるという防犯対策について広報していただければと思います。
協議事項
東日本大震災復旧・復興に伴う管内交通情勢について

~交通課長~ 
 それでは、大震災直後と現在の復興状況の進み具合を説明するために、亘理郡内の5カ所を取り上げてみましたので、順次説明してまいります

(1) 荒浜小学校前信号交差点について
 この場所の信号交差点は、荒浜地区の中心部ということもあり、復興が早く現在は元の状態に回復しております。
(2) 元荒浜駐在所前信号交差点について
 この場所は、信号機ごと流される被害に遭っていますが、現在は、新しい信号機が設置されて付近の歩道も整備され、また、瓦礫も撤去され、以前のような通行状態に戻っております。
(3) 長瀞小学校入口交差点について
 長瀞小学校の入口前交差点についても、交差点部分の復旧工事がほぼ終了し、拡幅工事と歩道の整備が行われました。また海岸への連絡道路も整備されております。
(4) 山元町の花釜信号交差点について
 花釜信号交差点については、信号機が流されてしまいましたが、付近の瓦礫撤去も終了し、新たに信号機が設置され既に運用されております。
(5) 中浜地区の県道相馬亘理線について
 山元町の中浜地区を通じている県道相馬亘理線については、道路の整備は終了したものの、ダンプのみの通行ですので、まだ交通規制はなされていない状態にあります。

 次に、亘理、山元両町の復興計画に伴う交通規制についてご説明いたします。
 ・ 亘理町の復興計画に伴う交通規制について説明
 ・ 山元町の復興計画に伴う交通規制について説明
 ・ その他、常磐道スマートインターの工事、津波に対する避難道の工事、復興事業に参入するダンプカーの活動状況等について説明

◎ 会長
 以上のとおり、協議事項の説明がございましたが、何かご意見ございますか。
◎ 委員
 説明の中に坂元駐在所に触れてませんでしたが、どのようになるのでしょうか。
◎ 署長
 駐在所の移転等については、後ほどご説明させていただきます。
その他
  (1) 駐在所の移転問題について
◎ 会長
 関心も高いようですので、駐在所の移転問題についての説明をお願いします。 
◎ 署長  
 東日本大震災で被災した亘理町の荒浜駐在所、山元町の山下駅前駐在所、坂元駐在所の再建については、町の復興に伴う事件・ 事故の取扱件数や住民の居住実態等を踏まえ、県警本部や亘理・山元両町と連携を図りながら統廃合も含めて検討しているところであります。
◎ 会長
 皆さんからもありませんか。
◎ 副会長
 そうですね。駐在所があったのと無いのでは随分違います。もちろんあった方がずっといいですね。
◎ 署長
 役場の方などとお話をすると、我々が思っている以上に駐在所という建物が地域の中に非常に密着していることを痛切に感じます。
 今現在、山下駅前駐在所や坂元駐在所が無いことから、山下駐在所を拠点に治安に間隙が生じないようにやっているつもりなのですが、実際に住んでいる皆さんからすると、全然駐在所員が回ってこないとか、きめ細かくやってないとか、そのような話はございませんか。
◎ 会長
 私は、今のところ仮設住宅に住んでいるけれども、山下駐在所の車が回ってくれているので、今までどおりやってくれていると感じております。
◎ 署長
 他府県警察からの出向者の数が減少していることもあり、これまでに比べると仮設住宅の巡回の回数は減っていると思います。
◎ 委員
 私は仕事柄朝早くから動いているもんで、震災間際は、1週間に1回くらいパトカーと対面したりしたことはあったんです。最近はほとんど見なくなりましたね。活動はしているんでしょうけど、警察も人数的なことはあると思うのですが、治安面から考えると回ってほしいなという気持ちはあります。
◎ 会長
 継続して仮設の見回りをお願いしたいと思います。
 ほかにありませんか。なければこれで閉めたいと思うのですがいかがでしょうか。では、駐在所の移転問題はこれで閉めます。
(2) オウム真理教の現状について
 オウム真理教の現状について説明し、理解を求めた。
次回開催予定について
 次回、平成27年第3回亘理警察署協議会の開催について、警務課長から平成27年9月を予定しており、具体的な日程及び協議事項については決定次第連絡する旨を報告した。 
閉会挨拶(副会長)
 今回も貴重な意見をありがとうございました。これから夏休みも控えておりますので、警察は忙しい時期になると思います。暑い時期にもなりますので体に気をつけてお過ごしください。本日は、大変ご苦労さまでございました。

第1回 平成27年2月18日(水) 午後 3時00分から  午後 4時10分まで
開催日時
開催場所 亘理警察署会議室
出席者等
1 協議会委員  会長以下6人
2 警察署側  署長以下7人
議事概要
開会
 委員6人の出席により、過半数であることから本協議会議は成立した。
挨拶
⑴ 会長
 委員の皆様におかれましては、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。亘理警察署の署員の皆様にあっては、2月も後半になり、3月の人事異動を控えた忙しい時期となってまいりましたが、体調管理に十分気を付けて、亘理郡の安全・安心を守っていただきたいと思います。
 本日もお互いに意見を出し合い、有意義な協議を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
⑵ 署長
 本日は、お足許の良くない中、ご出席をいただき誠にありがとうございます。
 当署では、年当初に、今年の活動方針について、「被災地亘理・山元両町の震災復興を支える警察活動の推進」とすることを署員全員で確認し、県警が掲げる「基本目標」の達成に向けて、この一年、全力を挙げて取り組むこととしております。本日は、この基本目標達成のための取組みについてご説明させていただきます。
 また、震災による行方不明者の捜索活動も、震災復興を支える警察活動の柱の一つとしております。震災から4周年となる来月11日には仙南ブロック4警察署合同による捜索を予定しておりますので、そのことにつきましてもご説明申し上げます。
 当署としましては、今年も、管内治安の現状を踏まえ、地域の皆様の安全・安心を確保するため、署員一丸となり、各種対策、活動を推進してまいる所存であります。
 委員の皆様には、忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
 本日はよろしくお願いいたします。
議事録署名委員の指定
 平成27年第1回亘理警察署協議会の議事録署名委員として、2人の委員を指名した。
報告事項
平成26年中における亘理警察署管内治安情勢について
 協議事項「基本目標達成に向けた取組みについて」と関連する内容であり、同協議事項と併せて説明した。
協議事項
⑴ 基本目標達成に向けた取組みについて
○ 会長
 それでは、協議事項に入ります。
 まずは1点目の協議事項について、警察からの説明をお願いいたします。
~署長~
 1点目の協議事項「基本目標達成に向けた取組み」について説明いたします。
 宮城県警では、平成26年からホームページ等で「基本目標」を公表しております。本年の基本目標は、「刑法犯認知件数の抑止」、「交通事故死者数の抑止」、「検挙人員の増加・検挙率の向上」の3点ですので、これから、各目標の達成に向けた亘理警察署の取組みについて説明いたします。
 まず、「刑法犯認知件数の抑止」ですが、これは、安全・安心な地域社会を目指し、県内の刑法犯認知件数を18,400件以下とすることを目標とするものです。
 刑法犯認知件数は、治安水準のバロメータと言われておりますが、宮城県では、平成14年から13年連続で減少しており、昨年は、18,630件でした。県の「宮城の将来ビジョン・震災復興実施計画」では、平成29年までに刑法犯認知件数を18,000件以下とする目標を掲げており、この目標達成のためには、今後3年間で約200件ずつ認知件数を減少させる必要があります。
 亘理警察署管内における平成26年中の刑法犯認知件数は、235件で、前年に比べ7件増加しております。増加の要因としては、自転車盗、車上ねらい等の窃盗事件や余罪として認知した詐欺事件が増加したことが挙げられます。
 本年は、刑法犯認知件数を1件でも少なくするため、発生が最も多い自転車盗対策、被害が増大している特殊詐欺の被害抑止対策を強化してまいります。
 具体的には、自治体等への防犯カメラ設置のお願いや各種会合等での防犯講話、防犯ボランティア団体との連携強化等を積極的に行ってまいります。
 特に、防犯カメラにつきましては、管内で子どもを対象とした脅威事犯の前兆とも思われるような事案の発生を認知しておりますので、是非、通学路には、早期に設置していただけるよう引き続き働きかけをお願いしてまいりたいと考えております。
 次に、「交通事故死者数の抑止」です。これは、安全安心な交通社会を目指し、県内での交通事故死者数60人以下を目標とするものです。
 平成26年中における県内の交通事故者数は、83人で前年に比べ5人減少したものの平成24年には、64人まで減少させた実績があり、目標を60人以下としております。
 昨年、亘理警察署管内では、人身事故が180件発生し、2名の方がお亡くなりになられましたが、本年は、高齢者対象の交通安全教室や自転車ミニ競技会の開催、自転車安全利用のためのレッドカードの交付や自転車利用マナーアップ作戦、各種イベント・キャンペーンの実施により、死亡事故を抑止してまいります。
 また、管内においては、復興工事が本格化し、復興工事用大型車両の通行が多くなっておりますが、大型車両による事故は、大事故へと繋がりやすいことから、これらの車両の交通安全対策にも積極的に取り組むこととしております。
 飲酒運転につきましては、コンビニエンスストア・スーパーマーケット等酒類販売店への通報依頼、家庭での酒類提供者である主婦層へのチラシ配布等飲酒運転根絶のための諸対策を推進します。
 最後は、「検挙人員の増加・検挙率の向上」です。県民に不安を与える犯罪の検挙なくして地域社会の安全・安心を確保することはできないという意気込みで、発生した犯罪は徹底的に検挙することを目指してまいります。
 昨年は、検挙人員、検挙率ともに増加しておりますが、本年も、管内における犯罪発生実態の把握と分析を行った上で、対応策を検討し、検挙へと繋げてまいります。
○ 会長
 ありがとうございました。
 それでは、協議に入りますので、積極的な意見をお願いいたします。
○ 委員
 基本目標2つ目の「交通事故死者数の抑止」に関連しまして、JR亘理駅前から国道6号へと通じる県道に新たに信号機が設置されることとなりましが、信号機が設置される交差点以外にも旧来の道路との交差点があり、危険を感じています。街灯を設置されれば交通事故防止につながるのではないでしょうか。
~交通課長~
 貴重なご意見ありがとうございます。確かに、ご指摘の県道については、交差点や横断歩道に街灯等のアクセントがなく、私どもも危険であると感じております。県とも協議を進めまして、対応したいと考えております。
○ 委員
 民家が少ない地域は、周りも暗く、車を運転していて危険に感じることがあります。
~交通課長~
 他の道路につきましても、道路状況や交通量を確認し、信号機や街灯等の設置の必要性があれば、関係機関等と協議し、対応してまいります。
○ 会長
 県内での目標は、60人以下とのことですが、亘理警察署では、管内の交通事故死者数ゼロを目標にしていただきたいと思います。
~署長~
 交通死亡事故ゼロを目指し、取組みを推進してまいります。
⑵ 3.11震災行方不明者集中捜索について
○ 会長
 次に2点目の協議事項について、警察から説明をお願いいたします。
~署長~
 2点目の協議事項「3.11震災行方不明者集中捜索の実施」について説明させていただきます。
 東日本大震災における当署管内の行方不明者数は、平成27年2月18日現在で、亘理町5名、山元町18名で、合計23名となっております。
 当署では、毎月11日に月命日の集中捜索を実施しております。また、発災日である3月11日には、毎年、仙南ブロック4警察署合同による集中捜索を実施しております。本年も、平成27年3月11日水曜日午前9時より、亘理町の荒浜海岸において、仙南ブロック4警察署合同での集中捜索を予定しております。
○ 会長
 それでは、只今説明のあった事項について、協議いたしますので、積極的な発言をお願いいたします。
○ 会長
 山元町内における震災行方不明者が未だ18名もいらっしゃることに、大変驚きました。
 山元町では、沿岸に民家が多く建っていたので、被害も多くなったのでしょう。
~署長~
 山元町の行方不明者が多数いらっしゃるので、これまでの捜索でも山元町内において実施した回数が多くなっております。
 当署では毎月、月命日の捜索を実施しておりますが、復興工事が進み、堤防等が整備されたことで、捜索を実施する砂浜が少なくなっているのが現状です。
 今回の集中捜索では、熊手を用意し、より綿密な捜索を実施することとしております。
○ 委員
 先日、震災で行方不明になっていた友人の納骨がありまし た。
 親族の方の話によると、2年前に見つかっていたご遺体が、DNA鑑定により、友人だと判明したということで、親族の 方も、やっと実感が湧き、気持ちにけじめがついたと申して おりました。警察の方々の尽力に感謝いたします。
~署長~
 県内には未だ、身元の判明しないご遺体が20体ございま す。
 警察本部では、捜査一課に専従班を置き、身元の確認にあ たっておりますが、4年が経過しており、身元の特定が大変 難しくなってきているのが現状です。
~刑事課長~ 
 既に発見されているご遺体の中には、DNA型が判明しているご遺体もございますが、ご遺体の親族等も皆、亡くなっていた場合には、対照するDNA型がないという問題もあり、そのような理由から身元が判明していないご遺体もございます。
~署長~
 署員一丸となって、亘理警察署管内の安全・安心を確保する活動を推進し、震災復興を支えていく所存ですので、委員の皆様には、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
次回開催予定について
 次回、平成27年第2回亘理警察署協議会の開催について、警務課長から平成27年5月を予定しており、具体的な日程及び協議事項については決定次第連絡する旨を報告した。 
閉会挨拶(副会長)
 本日は大変お疲れ様でした。今回も貴重な意見をいただきましたが、事件や事故のない、安全・安心で住みよい亘理郡であることを願っております。次回もよろしくお願いします。

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