平成28年気仙沼警察署協議会議事要旨


協議会名 平成28年第3回気仙沼警察署協議会
開催日時 平成28年10月6日(水)午後2時30分から午後5時まで
開催場所 気仙沼警察署 3階会議室
出席者等
 協議会委員  会長以下8名  欠席委員1名
 警察署側  署長以下8名  
議事要旨
 開会
 定足数確認
    委員8名の出席により本会議の成立を確認した。
 挨拶
(1)  会長
 新しい警察署庁舎の開所から半年が経過し、この間、G7財務相会合警備、参院選取締り本部の設置及び夏祭り雑踏警備等、大変多忙な中、7月には運転免許証の即日交付業務が開始され、気仙沼市民からは格段に利便性が向上したとして、喜びの声が聞こえている。改めて感謝申し上げる。
(2)  署長
 今夏は続けざまに発生した台風が各地を襲い、隣接する岩手県でも甚大な被害をもたらした。同じ被災地に勤務する者として一刻も早い復旧をお祈りする。署員には常にハザードマップを携帯させるとともに、市民と連携した災害対応を指示しており、今後も安全への備えを拡充していく。
 逮捕術訓練実施状況視察
 議事
(1) 報告事項(管内治安情勢)
    【署長】
   
 ○  刑法犯認知・検挙状況(1月~9月末)     
  ・認知件数  151件(前年同期比-21件)   
  ・検挙件数   78件(前年同期比-37件)   
  ・全刑法犯検挙率    51.6%(県下平均34.1%)  
    凶悪犯検挙率    100.0%  
    窃盗犯検挙率    42.3%(県下平均31.2%) 
    重要窃盗犯検挙率    33.3%(県下平均52.6%) 
 ○  交通事故発生状況(1月~9月末)     
  ・人身交通事故  83件(前年同期比-1件)   
    死亡事故の発生はなし(前年同期比-2件、-2人)
うち高齢者が関係する事故 23件    
  ・ 物損交通事故  1,191件(前年同期比+38件)   
  ・ その他         
    飲酒運転検挙件数 9件      
  【委員】
     防災無線を利用した特殊詐欺被害防止の広報については、今後も継続し、市民に対する情報提供を行ってほしい。
  (2)  協議事項
    ア 警察職員の規律振粛について
    【警務課長】
     白石警察署員による窃盗事案について 
     本件は、平成21年採用の24歳の巡査が、家族と共に旅行中、女性用大浴場に侵入し巾着袋を盗んだ事案である。刑事処分として送致後起訴猶予処分、また行為責任として停職6か月の処分を受け、その後依願退職した。本件についてはこれまで必要な指導監督は適正に行われており、非違行為に至るような問題兆候等も認められず、目立った問題点が見当たらないことから、再発防止の観点上大きな課題といえる。 
     大河原警察署員による道路交通法違反事案 
       本件は、昭和60年採用の54歳の警部補が、飲酒によって正常な運転ができないおそれがある状態で、車両を運転した事案である。刑事処分として送致後起訴され、また、行為責任として懲戒免職となった。当該職員は、以前から飲酒による問題行動が把握されており、上司による個々面談等反復的に指導教養を行っていた。本件飲酒の当日も、会合終了後、上司がタクシー代を手渡すとともに、部下等に対しタクシーで帰宅させるように指示したが、当該職員は2次会に移行し、その後帰宅のため電車に乗り、出発するまで見送られたものの、結果的に本件事案を起こすに至った。 
     再発防止策 
       県警としては、白石署の事案を受け、緊急指示等を発出し指導監督の強化を図ったほか、若手職員との検討会や幹部対象の若者の特性に関する検討会等を開催している。一方、大河原署の事案を受け、例えば、非違事案を起こし退職した職員やその事案処理に当たった職員の手記を活用する等「身につまされる職務倫理教養」を徹底することや、「飲酒による問題行動を起こし、もしくは起こすおそれがある職員」を「サポート対象職員」として指定し、組織的に支援する制度に取り組んでおり、制度趣旨の理解を深めることにより、積極的な運用と組織的な支援の強化徹底を図っている。 
【委員】
 飲酒運転をした職員は懲戒免職で、女湯で巾着を盗んだ職員が停職となっているが、後者の方が問題ではないのか。
    【署長】
 罪としては窃盗の方が重罪であるが、官民一体となって飲酒運転根絶に取り組んでいる最中で発生したという社会的反響の大きさ、階級等警察官としての立場及び従前の行動等を勘案した総合的な判断である。
     【委員】
     白石署の事案では普段の素行に問題はなかったというが、どの職場にもストレスはあり、例えば、昼食を共にとりながら話を聞くなど、ストレスの把握・緩和も必要ではないか。
    【署長】 
     当署では、度々署長室を開放し、食事を囲んで昼食会を開催しており、職員個々のストレスの把握・緩和等に取り組んでいる。
    イ 「速度取締り指針」及び「違法駐車取締り活動方針」の見直しについて
    【交通課長】
     「速度取締り指針」について 
       現在当署で指定している重点エリアでは、管内の全交通事故の6割強が発生しており、今回の見直しではエリアに対する変更は見送り、重点時間帯についてのみ、より事故が多発している時間帯へと変更した。
     「違法駐車取締り活動指針」について 
       当署では、平成18年の道路交通法改正を受け、「駐車取締り活動方針」を策定しているが、震災により道路状況や交通事情が大幅に変化したため、今回重点路線・地域の変更を行うものである。従前は田中前周辺及び海の市周辺の港湾道路を指定していたが、被災著しい港湾道路に代わり、商店街に面したバス路線であり、かつ、現に交通量が増加している市役所周辺から古町周辺の県道・市道を新たに指定した。  
    【委員】
     道路工事に伴う通行止めにより、渋滞が増加しているが、道路使用許可を出す際、あらかじめ交通流を勘案したり、信号サイクルを調整したりすることはできないのか。
    【交通課長】
     基本的には道路管理者と事前に協議を行い、また、交通管制センターと連携して信号サイクルの調整等を行っているが、昨今の渋滞は、そもそも道路のキャパシティを超える通行量が要因とみられる。道路管理者も渋滞を把握しているようだが、工事に集中し復興を最短で進めたいという思惑もあるようであり、両立は大変難しい。しかし、市民生活に重大な障害を及ぼしているのであれば、道路管理者と連携し規制の見直し及び迂回路の検索等を行っていく。
    【委員】
     通話のため、狭い道路でも平気で停車して携帯電話を使用している車を見かけるが、取締りはできないのか。また、安全講習等でも取り上げ指導して欲しい。
    【署長】
     駐停車禁止の取締りの場合はもちろん、渋滞の要因となるような場合も指導を実施している。
    【交通課長】
     今後交通安全講習でも積極的に取り上げたい。
 事務連絡 
   次回は、本年12月上旬の開催予定とする。 
 閉会 
備考  


警察署協議会ページへもどる

警察署協議会ページに戻る

トップへもどる
トップページに戻る