第2回協議会
開催日 平成29年6月30日(金)
出席者 警察署協議会委員 5人
警察署側 署長以下10人
議事概要等
 開会
   委員6人中5人の出席で協議会成立を報告
 会長挨拶
 本日は、機動隊の視察をさせていただきました。
 私をはじめ、参加した協議会委員は機動隊の施設に入ったのは初めてでしたが、隊長、副隊長、そして隊員の皆様が、お忙しいにもかかわらず、私たちのために業務内容や施設、装備品について丁寧に説明して下さったので、とても興味深く、楽しみながら参加させていただきました。
 業務内容の説明を受け、東日本大震災だけでなく、平成27年の大和・大崎での豪雨被害、平成28年の岩手県での台風10号被害においても、機動隊の皆様が危険な状況下において救助活動をしていたことを知りました。また、機動隊員は自分たちが「最後の砦」であるという意識を持ち、治安・警戒警備、人命・災害救助に備えて日頃から、厳しい訓練を実施しているのだということを知り、改めて我々県民は、このような警察の皆様に守られており、安心して暮らすことができるのだということを実感しました。
 お忙しいところ、このように有意義な企画を立て実行して下さった、署員の皆様に感謝申し上げます。
 本当に、ありがとうございました。
 署長挨拶
 本日は、お忙しい中ご出席いただき、ありがとうございます。また、機動隊の視察をしていただき、警察活動に対する理解を深めていただいたものと思います。
 私は、今年の3月、機動隊から赴任して参りました署長の岡島と申します。どうぞ、よろしくお願いします。
 本日は、「速度取締り指針」、「次回の協議事項」について協議するほか、前回の協議事項であった「警察官募集活動の進捗状況」について報告させていただきます。
 本日も、皆様から忌憚のないご意見を戴き、業務に反映させていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。
 報告事項
【議長】
 はじめに、警察側から「管内の治安情勢」について説明をお願いします。
【刑事課長】
    ◯ 刑法犯認知・検挙状況について(平成29年4月末現在)
  当署における刑法犯認知・検挙状況は、
    刑法犯
      認知件数: 62件 (前年比+17件)
      検挙件数: 50件 (前年比+35件)
      検挙率 : 80.6%
    重要窃盗犯
      認知件数: 11件 (前年比- 1件) 
      検挙件数: 16件 (前年比+11件)
      検挙率 :145.5%
   全刑法犯認知件数62件中、48件が窃盗犯
  〈主な手口別の内訳〉
    ◯ 侵入窃盗11件(忍込み8件、その他3件)
    ◯ 非侵入窃盗33件(万引き8件、車上ねらい8件、その他17件)
    ◯ 乗り物盗4件(オートバイ盗1件、自転車盗3件)
   前年同期と比較し、刑法犯認知・検挙件数が増加した理由は、本年1
  月に逮捕した窃盗事件被疑者の余罪が多数であったため。
  【生活安全課長】
    ◯ 非行少年等の検挙補導総数について(平成29年4月末現在)
       非行少年等の検挙・補導総数  2名(前年比-2)
   刑法犯少年             0名(前年比-2)
   不良行為少年            2名(前年比±0)
    ・ 行為種別  刃物所持(2名)
    ・ 学識別    中学生1名、高校生1名
  【交通課長】
    ◯ 交通事故発生状況について(平成29年4月末現在)
       死亡事故  0人(前年比-1)
   人身事故 23件(前年比+6)
   物損事故185件(前年比+20)
   特徴
    人身事故発生時間帯
       0:00~ 6:00台    1件(4%)
       7:00~12:00台   16件(69%)
      13:00~18:00台    6件(26%)
      19:00~23:00台    0件( 0%)
    発生路線
      国道347号           4件(17%)
      国道457号           9件(39%)
      県道                1件( 4%)
      町道                8件(35%)
      その他              1件( 4%)
    多発事故形態 追突事故     10件(43%)
              交差点出会い頭 7件(30%)
    町別発生状況
      加美町 人身事故18件:死者0人、負傷者24人、
            物損事故147件
      色麻町 人身事故 5件:死者0人、負傷者 8人、
            物損事故38件
    飲酒運転事故の発生状況  加美町 物損事故1件
                       色麻町 物損事故1件
  【警務課長】
    ◯ 相談・苦情受理状況について(平成29年4月末現在)
  ・ 相談受理状況
    相談受理件数 169件(前年比+4)
    うちストーカー・DVは、
      ストーカー事案 2件、DV事案 5件
    その他では、「刑事事件48件」、「家庭・職場・近隣関係(家事
            問題)32件」、「迷惑行為20件」
    その他の「刑事事件」の中では、詐欺事件に関する相談が18件で
   あり、その内、身に覚えのない料金の請求についてメールや葉書が
   来たという「架空請求詐欺」の相談が13件
   ・ 苦情受理状況
    苦情受理件数  0件
【議長】
 引き続き「最近の取組」について、報告をお願いします。
  【生活安全課長】
     犯罪の未然防止活動関係について報告します。
 ・ 110番の日に伴う児童を対象とした広報(1月10日)
 ・ 店舗における特殊詐欺被害防止訓練(2月9日)
 ・ 「加美警察署ぼうはん娘」委嘱状交付式の開催(3月9日)
 ・ 初午まつり「火伏せの虎舞」における防犯キャンペーンの実施
                                     (4月29日)
 ・ 振り込め詐欺被害等防止啓発キャンペーンの実施(5月30日)
  【交通課長】
     交通事故防止関係について報告します。
  ・ 街頭キャンペーン「人垣作戦」の実施(4月6日)
  ・ 国道347号鍋越峠における加美警察署と山形県尾花沢警察署との
   合同街頭キャンペーンの実施(4月7日)
  ・ 交通事故死「ゼロ」を目指す日キャンペーンの実施(4月10日)
  ・ 高齢者認定教育開所式及び安全運転競技会の開催(4月12日)
  ・ 「自転車交通安全の日」街頭キャンペーン(4月14日)
  ・ 加美地区交通安全グレースボール大会の開催(4月18日)
  【委員】
     重要窃盗犯の検挙率が145.5%というのは、どういうことなのでしょうか。
  【刑事課長】
     それは、当署で今年1月に逮捕した窃盗事件被疑者の余罪に、他の警察署管内で発生した事件が多数あったためです。
 認知件数は、当署管内で発生したものを計上しており、検挙件数は、他署管内での余罪分も計上したため、このような検挙率となりました。
    【警務課長】
 警察官募集活動の推進状況について
 前回の警察署協議会において、宮城県警察採用試験状況についての説明があったと思いますが、本日は、募集期間中の取組状況等について報告します。
 まず、申込書の配付件数ですが、6月16日現在8人の希望者に願書を配付しており、昨年同期と同数となります。
 配付先は、
   ◯ 高校生 4人
   ◯ 社会人として別の職場で働いている方 3人 
   ◯ 専門学校生 1人
であります。
 当署で実施している募集活動の方法は、
   ◯ 募集ポスターの掲示(飲食店、バスセンター、役場、やくらい文化
    センター、管内の高等学校2校)
   ◯ エフエム放送でのラジオ広報
   ◯ 初午まつりにおける広報活動
   ◯ 電光掲示板の活用(国道457号の加美町矢越地内と色麻町
    四竃地内の電光掲示板に募集メッセージ)
   ◯ 各総会、交通安全・防犯講話での広報
   ◯ 各自治体広報誌への掲載
   ◯ 交番駐在所だよりに掲載
など、あらゆる警察活動を通じて広報をしております。
 警察官Aの申込受付期間は6月16日で終了しましたが、引き続き、警察官Bは、7月28日から8月25日までが申込受付期間となるので、募集活動を継続していきます。
 宮城県の治安維持のため、優秀な人材が必要です。委員の皆様方の親戚知人などに受験年齢の方がおられましたら、是非勧誘していただければと思います。
 協議事項
【交通課長】
 それでは、加美警察署における「速度取締り指針」の見直しについて説明します。
(1) 策定の経緯
  ア 平成25年に、国家公安委員長主催による「交通事故抑止に資する
   取締り・速度規制等の在り方に関する懇談会」が行われ、「速度管理
   に関する考え方の情報発信(国民との共有)」などについて提言を受け
   た。
    → 各都道府県において「速度管理指針」を策定・公表
    → 各警察署において「速度取締り指針」を策定・公表
  イ 宮城県警察では平成26年7月、公安委員会の意見聴取後に初めて
   「速度管理指針」を策定・公表
    → 県内の各警察署では、平成26年10月に、警察署協議会委員
      の意見聴取後に初めて「速度取締り指針」を策定・公表
    → 以後、おおむね6ヶ月ごとに重点エリアの交通事故実態 を分析
      しながら見直しを図ることとされた。
(2) 地区別発生状況
  ア 中新田エリア
   ◯ 時間別 午前7時~午前10時、午後1時~午後7時に多発
   ◯ 路線別 町道、国道457号、国道347号で多発
   ◯ 態様別 追突事故、出会い頭の事故が多い
   ◯ 原因別 前方不注視、安全不確認が多い
  イ 小野田エリア
   ◯ 時間別 午前7時~午前11時、午後2時~午後6時に多発
   ◯ 路線別 国道347号で多発
   ◯ 態様別 追突事故、出会い頭の事故が多い
   ◯ 原因別 前方不注視、安全不確認が多い
  ウ 色麻エリア
   ◯ 時間別 午前7時~午後0時、午後4時~午後7時に多発
   ◯ 路線別 国道457号で多発
   ◯ 態様別 追突事故、出会い頭の事故が多い
   ◯ 原因別 前方不注視、安全不確認が多い
(3) 加美警察署の速度取締り重点変更案
  ア 中新田エリア
   ◯ 重点時間 
     午前7時~午前10時 → 変更なし
     午後5時~午後7時   → 午後1時~午後7時に変更
   ◯ 重点路線
     国道347号、国道457号及び周辺道路 → 変更なし
  イ 小野田エリア
   ◯ 重点時間
     午前7時~午前11時 → 変更なし
     午後2時~午後6時  → 変更なし
   ◯ 重点路線
     国道347号、県道最上小野田線及び周辺道路 → 変更なし
  ウ 色麻エリア
   ◯ 重点時間 
     午前6時~午前7時 → 午前7時~午後0時
     午後4時~午後7時 → 変更なし
   ◯ 重点路線
     国道457号及び周辺道路 → 変更なし
◎ 交通事故原因の多くは、追突事故に次いで出会い頭の事故が多いこ
 とから、運転者に緊張感を持たせる意味合いからも、重点エリアでの交
 通取締りは有効である。
   重点時間帯を、エリア別交通事故実態に合わせ、
    ◯ 中新田エリア
      「午後5時~午後7時」を「午後1時~午後7時」
    ◯ 色麻エリア
      「午前6時~午前7時」を「午前7時~午後0時」
に変更し策定したい。
  【委員】
     事故の多い時間帯に取締りを行うことは理にかなっていると思います。
 特に異議はありません。
    【議長】
     次回の協議事項について、委員の皆様からご意見をお聞かせ下さい。 
  【委員】
     次回の協議事項については、「高齢者の運転免許証の自主返納の推進」としてはいかがでしょうか。
 老齢による判断力の低下や、身体能力の低下による交通事故が全国的に問題になっています。事故の相手方はもとより、運転者本人やその家族の一生を変えてしまうような悲惨な交通事故は、加美郡内から発生してもらいたくありません。
 ただし、高齢者に運転免許証の返納を促しても、実際には車がないと不便な交通状況ですから、タクシーや住民バス利用の促進、親族や身内による交通移動の補助等について検討する必要があります。
 車両1台を所有することにより、保険、ガソリン代、税金などの維持費にかかる金額と、必要時に住民バスやタクシーを利用する金額などをわかりやく説明することにより、自主返納に踏み切る運転手の方も増えるのではないかと思います。
 ちなみに昨年度、群馬県では2,000人以上の方が免許証を返納しています。宮城県内でも、市町村によっては、免許証を自主返納した方に対して、各種補助や特典を与えるという方法により、返納後の交通手段に対する不安払拭を図っているところもあります。
    【委員】
     本日、機動隊視察のため車両で移動している間にも、全国的に発生している高齢者ドライバーによる交通事故について話題となりました。
 事故を起こした運転手は、長い間培ってきた社会的立場や家族を失ったり、一生誰かに償い続けなくてはならなくなるような状況になることを考えると、言いようも無い、つらい気持ちになります。
 そのような悲惨な交通事故発生のリスクを少しでも無くすため、高齢者の運転免許証の自主返納について協議することに賛成します。
    【議長】
     それでは、次回の協議事項を「高齢者の運転免許証の自主返納の推進」に決定します。
 以上で協議等を終了します。
 議事の円滑な進行に御協力いただきありがとうございました。
 次回開催予定
 次回の協議会開催は、10月に行う予定とします。
 詳細日程については、後日改めて調整した上で連絡したいと思います。
 閉会


直線上に配置


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