第3回警察署協議会議事要旨


 協議会名 宮城県岩沼警察署  
 開催日時 平成28年10月6日(木)午後4時20分から午後5時20分まで
 開催場所 岩沼警察署 大会議室 
 議事概要
1 開会
  定足数(過半数)の委員出席を確認報告し開会した。

2 挨拶  
(1) 岩沼警察署協議会長 
   今日から新しく委員を迎え、協議会のスタートになる
 今日は先ほど県警本部の視察を行った。
 県警本部、岩沼警察署の皆さんが県民を守るために本当に細かいところまで配慮しながら仕事をされていると実感した。

    
(2) 岩沼警察署長  
   岩沼警察署管内の刑法犯認知件数は、ほぼ昨年と横ばいになっている。
 特殊犯罪、特殊詐欺は本年9月末現在で14件発生して、被害額が約1,600万円である。
 件数はほぼ横ばいだが、、被害額は大きく減っている。
 今後も被害を減らすためにも、広報活動等をやっていく。
 交通事故は当署だけでなく、県警全体で非常に多くなっている。        

3 議事 (協議事項)  
(1) 名取・岩沼市内での薬物乱用等の実態について 
  (質問:委員)    
   
  【回答:刑事課長】    
   覚醒剤、危険ドラッグ等の不正薬物の乱用拡大は大きな社会問題となっている。
 平成27年中における県内の薬物事犯の検挙人員の総数は、164名で、前年比で+54名となり、大幅に増加している。
 大麻事犯の検挙人員は、26名で前年比で+14名とほぼ倍増している。
 不正薬物は中毒に陥って使用を止められなくなるという恐ろしさあり最近では芸能人なども覚醒剤を使用し、逮捕されるなどマスコミで報道されている。
 薬物乱用は、乱用者本人だけでなく、周囲の人、さらに社会全体に被害を及ぼす重大な犯罪である。
 こうした薬物乱用に歯止めをかけるべく、当署においては民間の方々を宮城県警察水際監視員として、主に空港やその周辺の職員の方に委嘱し、不正薬物の密輸入を阻止しようと、官民一体となり薬物乱用防止に全力で取り組んでいる。
 
 
 
 
 
 
 
 

 (2)  台風等の災害発生時、警察での要救助者の把握方法、救助方法について
  (質問:委員)   
 
【回答:警備課長】
 救助に関しては、災害が発生した場合、警察では、110番通報や警察署への通報、自治体が発表する各種情報等を基に、人命を第一義的に考えた救助方法、避難誘導、交通規制、広報活動等を実施している。
 救出に関しては、警察署で保管している資機材などを各交番等に配置して活用している。
 状況によっては、専門的な知識や技能を有する機動隊の派遣を要請、広域緊急援助隊を要請し、ヘリコプターなどを使用し救出、救助に当たる。
 また警察では管内の災害危険箇所について、随時、調査をし、崖崩れ、川の氾濫危険箇所等を普段から調査している。
 災害発生時に援護を必要とする施設についても、管理者への訪問や巡回連絡、自治体との情報共有によって実態把握に努めている。
 岩沼警察署管内については、宮城県警察災害警備実施要領に基づき、災害時要援護者施設、幼稚園など155か所を把握している。
 これらを普段から人数の把握、緊急時の管理者との連絡方法を把 握している。
  【質問:委員】 
   避難準備情報には基準はあるか。
  【回答:署長】
   すぐに避難準備情報を発令していいのかの判断は、迷うところである。
 避難情報を出しても結局その必要がなかったということが続いた場合、本当に避難が必要なときに、避難しない人が出てくる可能性がある。
 自治体はその点を懸念していて、タイミングを見計らう必要がある。
 我々災害に携わる者からすれば、後から何か言われても被害者が出なければよい。
 現在は少しでも危険と判断すれば避難情報を出そうという方向に動いており避難情報を自治体が出すことになっている。
 危険を判断するには、例えば河川であれば、この水位を超えたら避難情報を出すという一定の基準はある。
 

 4 業務報告
(1) 岩沼警察署の速度取締り指針について
   
  【報告:交通課長】
   平成25年12月に国家公安委員長主催の懇談会において、速度取締りや速度規制に関する提言がまとめられ、それを受けて各都道府県で総合的な速度管理を考える速度管理指針が策定された。
 各警察署においては、速度管理指針に基づき、管内の事故の実態を把握し、各警察署の実情に応じた速度取締り指針を策定し、第三者の意見を聞いて、公表している。
 事故の発生状況等を分析して、年2回見直しを図っている。
 過去3年間の人身事故と、速度超過による人身事故を分析して、発生時間、発生路線を決めている。
 前回との変更点は、取締りの重点時間で、名取駅や空港エリアは、午前7時から午前10時までだったものを、午前7時から午前11時までに、午後は午後2時から午後6時までだったものを、午後7時までに変更した。
 これは、夕方の時間帯の事故発生数が多いということから、この時間帯でも重点的に取締りをすることとした。
 

(2) 当面の警察署整備計画について
   
  【報告:警務課長】
   現在、宮城県警察では、行政区域と警察署の管轄区域の一体性を確保し、小規模警察署の統合による効率的かつ強力な警察運営を図るため、平成17年に公表した警察署再編整備計画に基づいて、警察署の再編整備を行っている。
 平成27年度には、仙台南警察署の分割による若林警察署(仮称)の建設事業、さらに平成29年度には、若柳警察署と築館警察署の統合による栗原警察署(仮称)建設事業に着手し、現行計画は終期を迎えている。
 平成17年に公表した現行の警察署再編計画の進捗状況は、平成17年7月に警察署再編整備計画の成案化、平成18年4月に小牛田警察署と涌谷警察署の統合による遠田警察署の新設が行われた。
 平成31年4月には見込みではあるが、仙台南警察署の分割による若林警察署の新設、平成35年4月には若柳警察署と築館警察署の統合による栗原警察署の新設を予定している。
 策定の概要は、まず1点目として、老朽化した警察署の建て替えを最優先としている。
 これまでと同じペースで建て替えを行った場合、築60年を超えるまで建て替えできない警察署が多数でた場合、施設の維持管理面で支障をきたす可能性があるため、経過年数を基礎として老朽化した警察署の建て替えを最優先に取り組むと決定している。
 次に2点目は、大雨による洪水被害想定を考慮というものを挙げており、昨年9月、関東・東北豪雨において大和警察署が浸水被害を受け、救出・救助活動の最前線に立つべき拠点が機能不全となった。
 そのため、大雨による浸水被害想定を建て替え対象警察署として検討する際の判断基準に加えることとした。
 3点目は、庁舎の狭あい化の解消となり、配置人員に対して庁舎が狭いなど、庁舎面積と配置人員との均衡が取れていない場合、警察事象に的確に対応できない、来庁者の利便性、行政サービスの向上を上げるため、庁舎の狭あい状況の解消を検討要素の1つとするとした。
 その結果、次期の整備計画対象署の中に、岩沼警察署の旧庁舎が挙がっている。
 ただし、建て替え時期については、未定となっている。
 広く意見を募集するということで、パブリックコメントを募集しており、宮城県警のホームページ、警察本部にある警察情報センター、さらに宮城県の県庁にある財政情報センター、各地方振興事務所の県政情報コーナーで公表を予定している。

5 次回開催日程
   次回会議は、12月中旬を予定し、協議事項は後日調整することとした。

6 閉会

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