第3回警察署協議会議事要旨

協議会名 宮城県 岩沼 警察署協議会
開催日時 平成27年9月29日(火) 午後4時00分から同5時20分までの間
開催場所 岩沼警察署大会議室
議事概要
 開会
 定足数(過半数)の委員出席を確認報告し開会した。
 挨拶
(1)   岩沼警察署協議会長
  今日は、6月に続き今年3回目の協議会である。
  今日の議題は、風俗営業関係と速度管理指針の2点であり積極的な意見をお願いしたい。
(2)   岩沼警察署長
  本県警察官の不祥事があったので報告する。
  9月15日、白石署の地域警察官が、山形県の温泉宿において窃盗事件を起こし逮捕された。
  本当に残念であり重く受け止め、当署では、すぐに幹部会議と全体会議を開き、厳正な規律、再発防止を厳しく指導した。
  今後は、これまで以上に業務に精励し、仕事を通じ信頼回復に努めたい。
  今日の議題は、風俗営業の関係と速度管理指針についてである。
  風適法が、今年6月、一部改正され、それを受け県条例を改正すべきかという問題について、広く県民の声を聞き参考とするものである。
 議事(協議報告事項)
(1)   風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例について(生安課長、生安係長)
    本年6月に風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部が改正された。
  法改正を受け県条例の一部を改正しようという動きがあり、県警では、県民の声を幅広く聞いて条例改正するか、現状のままとするかを考えていくこととした。
  6点の質問をするので、賛否とそれぞれの理由をお答え願いたい。
  営業延長許容地域の拡大等について
    現在、法律では、パチンコ屋、キャバクラ、麻雀店等は午前0時まで営業可能で、県条例では、国分町地区に限り、午前1時まで営業が可能である。
  今回、その地域を他の歓楽街にも拡大してほしいという要望があるが、地域拡大について、賛否とその理由を伺いたい。
  【賛否及び意見、質問等】
  出席委員全員が反対(現行のまま)
[委員]
  現在、許可の営業時間を超えて営業している店がある。今よりも緩くしてしまうと統制がとれなくなるので、現状のままで良い。
 イ   営業時間の延長について
    現在、風俗営業の許可を受けた店は午前0時まで営業が可能で、国分町地区に限り午前1時まで営業が可能である。
  その時間を延長してほしいという要望があるが、営業時間延長ついて、賛否とその理由を伺いたい。
  【賛否及び意見、質問等】
  出席委員中8名が反対(現行のまま)、1名が賛成
[委員]
  名取市内で、もっと遅くまで営業している店があるが、法律違反か。
[生安係長]
  店の片付け、閉店事務等をやっている場合もあるのですぐに違反になるとは言い切れないが、違反の状態で営業している店もある。
[委員]
   ファミレスは午前5時まで営業しているが、法律の対象に含まれるのか。
[生安係長]
   風俗営業の店だけなので、ファミレスは関係ない。
[委員]
   法律で、例えば午前2時までと決めて、取締りも厳しく 行い、きちんと守らせるのであれば、私はその方が良いと思う。私は延長に賛成である。
[委員]
   条例に違反した場合、罰則等はあるのか。
[生安係長]
   法律に罰則規定もあり、悪質なものは検挙している。
[署長]
   1回の違反ですぐに検挙というわけではない。通常、最初は指導警告としている。
[委員]
   風俗店はどの位の頻度で回っているのか。
[生安課長]
   年に3回、春、秋、年末と不定期の立ち入り調査を行っている。
[委員]
   現在でもいろいろな違反をしている店があるのに、地域でも時間でもこれ以上緩くしたら、統制が取れなくなり、反対である。
 ウ   特定遊興飲食店営業について
    今回の法律改正に伴い、要件を満たせば特定遊興飲食店営業として、24時間営業ができる店が出る可能性がある。
  場所的には国分町地区に限ったことであるが、24時間営業の特定遊興飲食店営業の店を認めることについて、賛否とその理由を伺いたい。
  【賛否及び意見、質問等】
  出席委員全員が反対
[委員]
  特定遊興飲食店とは、具体的にはどのような店か。
[生安係長]
  店の中で遊興できる、遊べる設備を作り飲食させる店である。例えば「ナイト・クラブ」「ダンスホール」「ディスコ」等で飲食もできる店となる。
[委員]
  県全体では、そのような店をやりたいという要望があるのか。
[生安係長]
  規制緩和してくれと言う声は出ている。
  営業時間の延長や地域の拡大などの規制緩和の中の一つの意見である。
[委員]
  外国や東京の話であり、全く賛成できない。
エ    早朝時における営業時間の制限について
    特定遊興飲食店の24時間営業を仮に認めた場合だが、条件を付け、営業時間を規制することが可能だが、特定遊興飲食店営業の営業時間を制限することについて、賛否とその理由を伺いたい。
  【賛否及び意見、質問等】
  出席委員全員が賛成(制限が必要)
[委員]
  24時間営業としたら、家に帰らずそこに何日間もいる者が出てくる。
[委員]
  ファーストフード店も以前は24時間営業だったが、現在は午前4時で一旦閉めて、午前5時に再開する形としている。
 オ   ゲームセンターへの年少者の立ち入らせ制限時間について 
    現在、県条例では、16歳未満の者について午後6時以降のゲームセンターへの出入りを規制している。
  その時間制限を緩和してほしいという要望があるが、年少者のゲームセンターへの立入り制限時間の緩和について、賛否とその理由について伺いたい。
  【賛否及び意見、質問等】
  出席委員全員が反対(現行のまま)
[委員]
  岩沼署管内にゲームセンターはどれくらいあるか。
[生安係長]
  バイパス沿いに約20店舗である。
[委員]
  午後6時というのは中学生のことだと思うがいかがか。
[生安課長]
  基本的に小学生は出入り禁止となっている。
[委員]
  年齢の確認は、どのように行うのか。
[生安課長]
  年齢は自主申告での確認である。
[委員]
  各ゲームセンター前には、16歳未満の午後6時以降の出入り禁止の表示はされているが、親も全くわかっていない。
  現在でもそんな意識なのだから、これ以上緩くしたら大変なこととなり、制限時間延長には反対である。
 カ   ゲームセンターへの保護者同伴での年少者の立ち入らせ制限時間について 
    保護者同伴であれば、立ち入らせ制限時間を年少者単独の場合よりも遅くしても良いのではないかとの意見がある。
  ゲームセンターへの保護者同伴時の立ち入らせ時間の緩和について、賛否とその理由について伺いたい。
  【賛否及び意見、質問等】
  出席委員全員が反対(現行のまま)
[委員]
  店員のほとんどがアルバイトで、全く責任感がなく、また最近は、子供だけでなく、高齢者もゲームセンターで遊んでいる。
[委員]
  保護者同伴なら何時まで立ち入りが可能となるのか。
[生安係長]
  それは今後検討することで、今ここでは決められない。
[委員]
  保護者が一緒だとしても、遅くまで遊んで良いというの は非行の原因である。
[委員]
  保護者の方がゲームをやりたくて、子供を一緒に連れてくるということが最近よくある。また、あまり小さい時から遅くまでゲームセンターに出入りするのは、抵抗感がなくなり、良くない。
  保護者同伴であっても、出入り時間の緩和については反対である。
(2)   宮城県警察速度管理指針の検討について(交通課長)
  「速度管理」とは、適切な速度規制、指導取締り、交通安全教育、それを伝える情報発信を加えた総合的管理である。
  速度管理指針の目的は、事故多発地区に警察力を集中投入し、効率的に事故を減少させようというものである。    過去10年間の交通事故発生箇所を分析し、県内100ヶ所の重点エリアを設定し、岩沼署では、名取エリア、空港エリア、岩沼エリア、高舘熊野堂エリアの4カ所を設定している。
  また重点エリアに付随し、当署管内では、国道4号線、県道塩釜亘理線、県道仙台館腰線、県道仙台岩沼線の4路線を重点路線としている。
  1年前に指針を策定したが、最新の事故分析に基づき新たな速度管理指針を策定した。
  本年、5月末までの人身事故発生状況を見ると、95%が重点エリア内で発生し、さらに詳細を分析したところ、名取 と高舘で約50%となるので、今年は、最重点地区を名取高舘エリアとした。2番目を岩沼エリア、3番目を空港エリアとして、それぞれ重点時間帯、重点路線を付随設定した取締り重点を策定した。
  その他、当署に寄せられた取締り要望としては、県道岩沼蔵王線上の岩沼市小川地区における大型ダンプの取締り要望がある。
  エ    速度管理指針と言っても速度の取締りだけではなく、交差点関連違反の取締り、運転者への注意喚起のための交差点での立哨やパトカーの警ら等、見せる活動も推進する。
    速度管理指針は、県下24署全署で策定しており、今年下半期から来年初めにかけて改正時期となり、全署で各署協議会に諮り、県警ホームページに公開している。
  事故分析は、これまで県本部で一括で行っていたが、今後は各署で分析が可能となるよう、現在システム整備等を行っている。
(3)   質疑応答
  [委員]
  取締り指針の重点時間帯が、昨年に比べると短くなっている のではないか。
[交通課長]
  昨年に比べて、時間帯をより細分化したものである。
[委員]
  岩沼市小川地区で取締り要望があったとのことだが、具体 的にはどのようなものか。
[交通課長]
  震災復興のトラックが多数走っているので、飛び石、積み荷関係や5〜6台が列をなしての走行、速度等に対する通報である。
  すぐに何らかの違反で取締りというのは困難な部分もあるので、立哨警戒やパトカー等で警察官の姿を見せて、運転者への注意喚起を図っている。
[委員]
  岩沼、名取ともに復興が進み新しい町作りが進んでいる。
  人の流れ、車の流れにより事故実態も当然変わってくるものなので、今後もより一層、きめ細かい事故実態把握に努めてほしい。
(4)   次回開催日程
  次回会議は12月10日か11日を予定、協議事項は後日調整することとした。
     
 閉会

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