第4回警察署協議会議事要旨

協議会名 宮城県 岩沼 警察署協議会
開催日時 平成26年12月18日(木) 午後3時00分から同4時45分までの間
開催場所 大会議室
議事概要
 開会
 定足数(過半数)の委員出席を確認報告し開会した。
 挨拶
(1)   岩沼警察署協議会長
  全国的には、大雨災害、火山災害等、自然災害が相次いで  発生した。
  年末に入り、警察業務もますます多忙となってくるが、健康管理に努めながら、住民に安全・安心を届けてほしい。
  本年最後の会議なので、委員の方にも積極的な意見をお願いしたい。
(2)   岩沼警察署長
  12月15日に年末年始特別警戒取締り出動式が行われた。
  今後、年末の警戒に加え、12月31日から1月3日の間の竹駒神社の初詣警備など、当署管内の安全・安心のため署員一丸となって取り組んでいく。
  委員の皆様の今年1年間の会議への出席、貴重な意見に感謝を申し上げる。
 議事(協議報告事項)
(1)   平成26年の業務報告について及び平成27年の業務重点について(署長)
  今年1年間、県警の運営指針「安全・安心な地域社会の実現〜震災復興へ県民とともに歩む警察」に基づき各種業務を行ってきた。本年1年間の当署の活動状況について説明する。
  刑法犯の認知件数は震災前に戻りつつあり、窃盗犯、粗暴犯が増え、凶悪犯罪としては、強盗事件が2件発生した。
  重要窃盗が増加し、特に連続犯として工事場荒らしが多発した。
  また夏頃は、新築現場に侵入し工事器具等を盗む犯罪が連続発生した。
  主要犯罪の発生状況では、名取市の侵入盗と乗り物盗が増えているという特徴があった。名取市の器物損壊も増えておりその内訳は自販機を狙ったものが多かった。
  交通事故については、昨年に比べ発生件数、死者数、負傷者数とも減少している。
  上半期に死亡事故が連続発生したが、下半期だけ見れば発生件数はマイナスとなった。
  特殊詐欺については、本年、当署管内で9件発生し、被害金額は3,300万円、県内全体では185件で被害額は9億1,200万円となっており、手口は様々である。
  このような情勢を踏まえ、委員の皆様には、警察としてどこに業務の重点を置けば良いか、意見・提言をいただきたい。
  平成27年の県警の運営指針は、本年と同じ「安全・安心な 地域社会の実現〜震災復興へ県民とともに歩む警察〜」となっている。
  当署としては、まだまだ復興途中にある管内の治安を守るべく、1年間、業務を進めていく所存である。
(2)   特殊詐欺発生状況等(生安課長)
  特殊詐欺事件は、今年10月末現在、全国で1万700件発生し被害金額は456億円となる。
  県内でも増加傾向にあり、昨年に比べると倍増である。
  老人会や高齢者の集まりがあれば、防犯講話で繰り返し呼びかけ、注意喚起を図っているが、「自分は大丈夫だ」と思っている人が多い。
  岩沼署独自の特殊詐欺被害抑止のための広報啓発活動として、県内において特殊詐欺発生時や予兆認知時に、地元FM局と管内金融機関に「注意報」「警報」等を発令している。
  また青色回転灯を付けた車で広報を行っている。
  新しい抑止対策としては、予兆電話があった高齢者宅の電話に録音機を設置することを実施している。また民生委員に依頼し、各戸を回る際に高齢者へ声掛けしてもらう「フロウドバスターズ」を開始した。
(3)  質疑応答
【委員】
  特殊詐欺は、初めて発生してから20年以上となるはずだ。
  詐欺罪の罰則を強化するなど、より厳しい対策が必要ではないか。
  駐在所や交番の警察官が各家庭を回って行う「巡回連絡」は、特殊詐欺に限らず多方面にわたる防犯対策として非常に効果がある。
【委員】
  住民の一人として体感治安は良い。
  警察も仮設住宅をよく回ってくれている。
【委員】
  自分が住む地区は、防犯関係のボランティア活動 が活発で、大変良いことである。
  震災の時に感じたが、治安の基本は、やはり近所のコミュニケーションだと思う。
【委員】
  中学校や高校は、夜の9時を過ぎると真っ暗になり時々グランドに花火やタバコの吸い殻があるので、学校の敷地内もパトカーで回ってもらいたい。
  私が子どものころは、家族・親戚・隣近所との間で挨拶やコミュニケーションがあった。
【署長】
  岩沼市との間では、一声かける、挨拶をするという一声運動を活発にしようという話をしている。
【委員】
  監視カメラの設置は進んでいるか。
【生安課長】
  10月、岩沼市により仮設住宅に9台を設置してもらった。
【委員】
  名取市は人口が増え、運転が荒くなったように感じている。
【署長】
  全体としては、交通量はそれほど大幅に増えているわけではない。
  今の交通状況では、通行車両の混在化が問題であり、対策としては、無謀運転、交差点関連違反、速度違反等を重点的に取り締まっている。
【委員】
  特殊詐欺については、相当、情報発信、広報活動がなされているが、それが当事者である高齢者に届いていないのが、問題である。
【副署長】
  特殊詐欺の被害者にアンケートをとっているが、8割の人は特殊詐欺について知っていた。
  しかし、自分が被害者になるとは思っていなかったという点が問題である。
【委員】
  危険ドラッグについては、ネットでの取り引き、販売が多いだろうから、インターネットを監視し取締りを実施してはどうか。
【副署長】
    危険ドラッグに限らず、様々な方法でサイバー空間における情報収集を行っている。
(4)  次回開催日程
 次回会議は2月下旬を予定、協議事項は後日調整することとした。
     
 自由討議・懇談
   協議会を終了し、引き続き「次世代を担う警察官に望むこと」のテーマにより、当署の若手警察官4名を交え、出席者相互で自由討議を行った。  
   
 閉会

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